徐々に気温も下がってきて、そろそろ卒業生を送る会のことを考える始める時期でしょう。
卒業生を送る会は、今までお世話になった先輩方に、その学校で過ごす最後のひと時を楽しんでもらえるよう、在校生を中心に企画するものです。
今回の記事では、そんな卒業生を送る会の出し物のアイデアについてまとめてみました。
どれも定番の出し物ばかりですので、もしまだ取り入れていないものがあればぜひ取り入れてみてください。
卒業生を送る会の出し物12選
①花のアーチ(主に入場)
在校生が作る花のアーチは、卒業生を送る会の定番といえます。
在校生全員で花のアーチを作り、その中を卒業生がくぐりながら入場してきます。
花は実際の花を使うわけではなく、カラフルな紙で作った花を、竹や針金などにたくさんくっつけます。
1年生と卒業生が手をつなぎ、1年生にエスコートしてもらいながら卒業生が入場する学校も多いようですね。
②歌やダンス
盛り上がる系の出し物といえば、歌やダンスが挙げられます。
歌は合唱曲を歌う場合もあれば、その年に流行した歌を、振り付けも含めて覚えて披露する学校もあるようです。
③劇
劇は歌やダンスに比べれば練習の時間がかかりますが、余裕があるならおすすめの出し物です。
卒業生を送る会ならではの劇にしたいなら、例えば卒業生から修学旅行や課外活動などでのエピソードを聞き出しておいて、それを元ネタにした劇を披露するといいでしょう。
あくまで卒業生に関連した劇にするのがポイントです。
また、小学校の低学年くらいならペープサートという紙の人形劇をやるという選択肢もあります。
④リコーダーの演奏
数ある楽器の中でも、リコーダーは音楽の授業でも練習するので取り組みやすく、披露しやすいのでおすすめです。
②の歌やダンスと絡めて披露してもいいでしょう。
⑤スライドショー
感動系の出し物なら、やはり卒業生の思い出を振り返るスライドショーが鉄板です。
卒業生の写った写真をたくさん集めてきて、それらを合唱曲のBGMとともに流します。
スライドに合わせて口頭で、その写真にまつわるエピソードを紹介したり、卒業生への感謝の言葉などを述べていくといいでしょう。
⑥ビデオレター
これは卒業生の過去の担任の先生など、異動になってしまった先生がいる場合にはおすすめです。
卒業生へのお祝いメッセージをビデオレターとして撮影してもらって、卒業生を送る会で流します。
思いもよらないサプライズに、卒業生は感動すること間違いなしです。
ビデオレターの撮影が難しそうなら、その先生に手紙を書いてもらって、それを当日読み上げるのもおすすめです。
⑦クイズ
クイズも定番ではありますが、卒業生を送る会ならではのクイズとしては、
⑧僕と私の成長記録
これは小学校なら1年生の頃の写真を、中学生なら幼少期の頃の写真をスクリーンに映し出し、今の卒業生の写真と比較します。
今の写真を映し出す前に、
「この写真は誰でしょう?」
といった問いかけをしてみるのもおすすめです。
一人ずつやると時間がかかるので、仲のいい子をまとめて映し出すといいでしょう。
また、これも時間との兼ね合いになりますが、今の写真を映し出した後で簡単なプロフィールや生い立ちなどを紹介していってもいいですね。
⑩ゲーム大会
ゲームは、卒業生を送る会ではメインにはなりにくいとは思いますが、1つくらい取り入れるのはアリでしょう。
以下に代表的なゲームを紹介しておきます。
⑩くす玉割り
くす玉割りは、何かお祝い事をする際には定番の演出といえます。
主に卒業生を送る会の終盤に持ってくることになるでしょう。
くす玉を割って、出てくるメッセージの例としては、
⑪キャンドルサービス(主に退場)
会場をできるだけ暗くし、合唱曲などを歌いながら全員のキャンドルに火を灯していきます。
シンプルな演出ではありますが、神秘的な雰囲気が出せるので、卒業生を送る会のクライマックス~退場の際に行うのがおすすめです。
⑫先生からの出し物
以上は在校生からの出し物でしたが、先生からの出し物としては、やはり職員合唱や楽器の演奏などが定番です。
この時くらいしか聴くことができないので、卒業生にとってはとても思い出に残る出し物となるでしょう。
先生方は何かと忙しいですが、合間を縫って練習してもらうようお願いするとしましょう。
番外編:卒業生からの出し物は?
以上は在校生からの出し物についてでしたが、卒業生からの出し物としては、
今回のまとめ
以上、卒業生を送る会の出し物についてでした。
卒業生を送る会は、学校によって様々な特色があり、基本的にはその伝統を引き継ぐことになるでしょう。
もし新しいものを取り入れたい際は、今回紹介したものをぜひ参考にしてみてください。
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