子どもの部活やスポ少では、しばしば保護者のLINEグループが作られますが、子どもが部活やスポ少を辞める際は、そうした保護者LINEグループも退会するのが通常です。
LINEグループは、もしほとんど稼働していないなら無言で退出してしまってもさほど問題ありません。
しかし、現に稼働中の場合は無言で退出するのは少し抵抗があると思います。
保護者同士のネットワークは意外と強く、あとから変な噂を流されたりしないためにも、できるだけしっかりと挨拶をした上で、円満に退会したほうがいいでしょう。
今回の記事では、そんな保護者LINEグループを退会する際の挨拶についてまとめてみました。
保護者LINEグループを退会する際の挨拶の内容(部活退部・スポ少)
保護者LINEグループを退会する際の挨拶の内容としては、例えば以下のような点が挙げられます。
①子どもが部活・スポ少を辞める旨
②それに伴い保護者LINEグループも退会する旨
③部活・スポ少を辞める理由
④お世話になったことに対する感謝の言葉
保護者LINEグループを退会する際の挨拶の例文
以上を踏まえて、以下から具体的な例文を紹介していきます。
例文①:部活退部
お世話になっております。○○(子どもの名前)の母です。
実は○○月末をもちまして、○○部を退部することになりました。
息子はもともと勉強が苦手だったのですが、来月から学習塾に通うことになり、今後部活との両立が難しくなりそうですので、この度このような決断をするに至りました。
息子の退部に伴いまして、こちらのLINEグループのほうも退会させていただきます。
皆様にはこれまで大変よくしていただき、ありがとうございました。
僭越ながら、今後の○○部の更なる飛躍を、お祈り申し上げます。
それでは、失礼いたします。
○○(自分の名前)
LINEメッセージにしては少し長すぎる懸念はありますが、しっかりと挨拶を書くならこのくらいになるでしょう。
もちろん、半分くらいで分割して送ってもOKです。
例文②:スポ少退団
お世話になっております。○○(子どもの名前)の母です。
うちの○○ですが、この度一身上の都合により、スポーツ少年団を退団することになりました。
皆様には親子共々、入団から今日に至るまで、スポーツ少年団になじんでいけるよう大変よくしていただき、ありがとうございました。
子どもの退団に伴いまして、こちらのLINEのほうも退会させていただきます。
繰り返しとなりますが、皆様本当にありがとうございました。
○○(自分の名前)
スポ少の場合でも、基本的には部活退部の場合と変わりません。
例文①を流用するのも全然アリです。
例文③:退部理由を書かない場合
お疲れさまです。○○(子どもの名前)の保護者でございます。
この度急ではありますが、娘が○○部を退部することになりました。
顧問の先生にはすでにお話しさせていただいておりますが、皆様にはこのような形でのご報告となり、誠に申し訳ございません。
皆様にはこれまで、親子共々支えていただきまして、大変感謝しております。
娘は今後もまた新たな道で頑張ってまいります。
皆様ありがとうございました。
○○(自分の名前)
退部理由を書かない場合でも、実はこのように退部するプロセスや手続きについて書けば、比較的しっかりとした印象を与えるものです。
例文④
お世話になっております。○○(子どもの名前)の母でございます。
この度○○(地域名など)からの引っ越しに伴いまして、スポーツ少年団を退団させていただくことになりました。
皆様とお会いできなくなるのはとても寂しいですが、皆様これまで大変ありがとうございました。
○○(子どもの名前)は引っ越し先の新しい学校でも、○○(スポーツの名前)を続けていくつもりです。
またどこかでお会いすることはありましたら、その際はどうぞよろしくお願いいたします。
それでは失礼いたします。
○○(自分の名前)
あえて「こちらのグループからも退会します」と書かなくても、こうした文章を書けば趣旨は十分伝わるでしょう。
挨拶を送った後退会するタイミングは?
些末なことではありますが、退会の挨拶を送った後、すぐにLINEグループを退会するかどうかは意外と悩ましいところです。
すぐに退会すると、置き土産を置いてとんずらするような感じがして、後ろめたいという人もいるでしょう(私だけでしょうか)。
もしかしたら退会の挨拶に対して、誰かが返信してくれるかもしれません。
そのため、できれば少し時間を置いた上で、何も反応がないならそのまま退会し、返信などがあれば、
「皆さまあたたかいお言葉をありがとうございました。それでは失礼いたします。」
などと書いた上で退会するといいでしょう。
もちろん、挨拶メッセージを送ると同時に退会するのが絶対にダメというわけではありません。
このあたりはグループの雰囲気も読んだ上での判断となるでしょう。
今回のまとめ
以上、保護者LINEグループを退会する際の挨拶についてでした。
保護者LINEグループから退会したとしても、そこに参加している保護者とは他の場所で顔を合わせたり、話したりすることもあるでしょう。
そのため、できるだけ円満な形で退会していけるよう、今回紹介した例文をぜひ参考にしてみてください。
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