卒業や部活引退などの際に、あまり関わりのない先輩や親しくない先輩にメッセージを贈る場合、書くことに困ってしまうことがあると思います。
例えば、入学した時の3年生の部活の先輩、大学4年生のサークルの先輩など。
「一応同じ部活に所属しているけど、ほとんど話したことがない」
「これといったエピソードもないし、顔と名前すらあまり一致していない」
こうしたケースは意外と多いですが、同じ団体に所属していたということで、何も書かないわけにはいきません。
そこで今回の記事では、あまり関わりのない先輩・親しくない先輩へのメッセージの書き方と文例についてまとめてみました。
例文は学生なら「寄せ書き」などに書く場合が多いと思いますので、できるだけコンパクトにまとめています。
ぜひ参考にしてみてください。
あまり関わりのない・親しくない先輩へのメッセージの書き方
まずは簡単に、先輩へのメッセージの書き方・書くべき内容について考察してみます。
正直、先輩とのエピソードや思い出が少しでもあるなら、それをメッセージに盛り込むに越したことはありません。
相手は覚えていないような些細な出来事でも、書けばそれをきっかけに色々と思い出してくれることもあるでしょう。
もし何か思いついたものがあれば、ぜひ積極的にメッセージに盛り込みましょう。
また、先輩と面と向かってあまり話したことはなくても、活躍している姿や頑張っている姿は傍から見てきた人も多いと思います。
「陰ながら見ていてくれてたんだ…」
とわかるだけでも先輩は嬉しいものですので、ぜひ見ていた感想や印象をメッセージに盛り込みましょう。
①先輩とのエピソードが1つでもあればそれを書く
②なくても傍から見ていた感想や印象などを書く
もしそうした情報が一切なく、顔と名前もあやしいような先輩であれば、なかなかメッセージを具体的に書くのは難しいです。
人から伝え聞いた情報を盛り込むか、もしくはテンプレート的な内容にしてしまってOKです(例文8や例文9を参照してください)。
正直、先輩としてもほとんど関わりのない後輩から、具体的なメッセージをもらうことをあまり期待はしていないでしょう。
以上を踏まえて、次の項目からは具体的な文例を紹介していきます。
あまり関わりのない・話したことない先輩へのメッセージの文例
先輩とはあまり話す機会がありませんでしたが、いつも真剣に練習に取り組んでいる姿がとても印象的でした。
私も先輩みたいになれるよう、これから頑張っていきます。
短い間でしたがありがとうございました!
先輩はいつも堂々としていて、部活を引っ張っていく姿がとてもカッコよかったです。
あまり話せなかったのが心残りですが、私も先輩の姿を見習って、堂々とした立ち振る舞いを身に着けたいと思います。
先輩が試合で活躍している姿は、いつも私のあこがれの的でした。
私も先輩みたいに試合で活躍できるよう頑張ります。
短い間でしたがありがとうございました!
先輩とはほとんど話すことができませんでしたが、とても気さくで話しやすい方だと、友達からはよく聞かされていました。
私も勇気を出して話しかければよかったです。
3年間お疲れさまでした!
先輩の周りにはいつも人が集まっていて、いつも持ち前の明るさでサークルを盛り上げてくれていましたね。
もっといろいろとお話ししたかったです。
また時間がありましたらサークルにも遊びにきてくださいね。
どこかミステリアスな雰囲気のある○○先輩、なかなか話しかけることができませんでしたが、そのたたずまいにひそかに憧れていました。
ご卒業おめでとうございます。
またぜひサークルにも顔を出してください。
先輩には最初の新入生歓迎会の時に優しく話しかけていただいて、それまで緊張していた私はそれで緊張がほぐれたのをよく覚えています。
おかげでサークルにも早く馴染め、毎日がとても充実しています。
短い間でしたがお世話になりました!
先輩、ご卒業おめでとうございます!
これまで3年間お疲れさまでした!
どうぞお体にお気をつけて、次のステージでも頑張ってください!
短い間でしたがお世話になりました!
先輩の今後の活躍をお祈りしております!
また近くへいらした際は部活に遊びに来てください!
今回のまとめ
以上、あまり関わりのない・親しくない先輩へのメッセージの文例を紹介してきました。
色々と文例をあげてきましたが、あまり関わりのない後輩からのメッセージを、そこまで細かく精読する先輩も多くはないでしょう。
感謝の気持ちを伝える、これからも応援していることを伝えるなど、とにかくポジティブなメッセージであればきっと先輩も喜んでくれると思います。
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