生徒会と部活の両立は可能?勉強との両立は? | スクールレスキュー

生徒会と部活の両立は可能?勉強との両立は?

当サイトには「生徒会に立候補したい」という意欲的な方が多く訪れますが、生徒会に立候補するにあたって気になるのが、

・生徒会と部活の両立は可能か?

という点です。

確かに、両者はいずれも放課後の時間を使って行われますので、自ずと活動時間は重複してきます。

また、部活も生徒会もやるとなると、学生の本分でもある勉強との兼ね合いも心配になります。

そこで今回の記事では、生徒会と部活の両立・生徒会と勉強の両立は可能か?という点について考察していきます。

生徒会と部活の両立は可能?注意点まとめ

まず初めに、生徒会と部活の両立についてですが、これは、

・部活の厳しさ

によって変わってくるのは間違いありません。

運動部は一般に厳しい部活が多いですし、文化部でも例えば吹奏楽部などは、厳しい部活が多い印象です。

厳しい部活というのは、得てして顧問の先生が厳しいものです。

そのため、生徒会に立候補する際、顧問の先生のところへ相談に行かなければならなかったり、顧問の先生から立候補を引き留められることもないとはいえません。

もちろん、本来顧問の先生にそのような権限はありませんし、生徒会に立候補するかどうかは生徒の自主性に委ねられるべきことです。

ただ、部活の活動になんらかの支障が生じるのも事実ですので、もし厳しめの部活に所属しているなら、顧問の先生には一応相談に行った方がいいでしょう。

話が少し逸れましたが、生徒会に立候補する際、顧問の先生以上に重要なのがチームメイト(部員・仲間)です。

部活で幽霊部員のような存在なのであれば話は別ですが、生徒会に立候補するくらいの人であれば、部活でもある程度重要なポジション(立場)を任されていたりするものです。

そのような人が生徒会の活動で欠けるとなると、部活の活動や運営になんらかの支障が生じます。

単純にできない練習が出てくるかもしれませんし、後輩の指導やマネージャー業が滞るかもしれません。

そのため、生徒会に立候補する際は、チームメイトや仲間とよく相談するのがベストです。

自分が生徒会の活動で抜ける時はフォローしてもらったり、部内での役割を代わってもらうなど、チームメイトや仲間からのサポートがあれば、仮に厳しい部活でも生徒会との両立は可能です。

なんらかの高い目標であったり、生徒会に立候補する明確な動機があるのであれば、きっとチームメイトも応援してくれますし、喜んでサポートもしてくれると思います。

逆に周りに一切相談せず、生徒会に当選した段階で初めて、

「これから○○の時間は生徒会で参加できないから」

などと伝えるのは、あまりにも急で、不誠実だと感じられるかもしれません。

日ごろからチームメイトや仲間とコミュニケーションをとっておき、理解を得られやすい状態にしておくことが必要といえるでしょう。

世の中には、

「部活では部長を務め、県大会にも出場し、同時に生徒会長もしていました」

というような人もいますので、仮に厳しい部活でもやってやれないことはありません。

何かの目標に向かって頑張っていれば、それをやり遂げるだけのエネルギーは自然とわいてくるものですし、「生徒会と部活を両立させた」というのはとても大きな自信にもつながります。

以下の記事などを参考に、ぜひ生徒会に立候補する動機をしっかりと固めておきましょう。

※参考記事:生徒会の立候補理由まとめ(書き方と文例)

・周りの協力やサポートがあれば、生徒会と部活の両立も可能!
・生徒会に立候補する動機を明確にして、周りの理解を得よう!

生徒会と勉強の両立は可能?

生徒会もやって、場合によっては部活もとなると、心配なのが勉強です。

忙しすぎて勉強時間がとれず、成績が下がってしまったり、志望校に落ちてしまうのではないか?という不安は捨てきれません。

ただ、生徒会を頑張ると内申点に影響したり、推薦をもらえやすくなったりすることもありますので、勉強する目的が受験合格なのであれば、むしろプラスに働くともいえます。

生徒会は誰でも経験できるものではなく、学校全体で生徒会執行部に入れる人はほんの一握りです。

先生からの評価も当然高くなることが予想されますので、仮に勉強時間が短くなったとしても、取り組む価値は十分にあるものだと思います。

また、実は勉強の成果というのは、勉強時間にそこまで比例するものではありません

部活を引退してからようやく受験勉強に手をつけたにもかかわらず、短期間で成績を伸ばし、難関大学に合格する人もいます。

他方で、何年も浪人しているにもかかわらず、なかなか志望校に受からない人もいます。

この違いはいったいどこにあるのでしょうか?

実は勉強の成果を上げるコツは、

・基礎的・基本的なことをどれだけ正確に理解し、記憶しているか

に尽きます。

記憶は「暗記」と言い換えてしまってもかまいません。

例えば、英単語の暗記、歴史の人物名や事件名の暗記、数学の公式や解法の暗記…など。

もちろん、自分の頭で考えたり実際に問題を解いたりすることが大切なのは言うまでもありませんが、それらはあくまで基本的な知識が前提であり、基本的な知識が思考の出発点となります。

ただ、この「暗記」という作業は非常に地味なもので、人間というのは覚えたことをどんどん忘れていきますので、繰り返しの反復継続も必要になってきます。

そして、ここで結論を言いますが、この「暗記」という作業は、実は時間がない人の方が向いています

どういうことか?

これを次の項目で説明していきます。

両立するコツ:「隙間時間は記憶に」の鉄則

先ほども書きましたが、暗記というのは非常に地味な作業で、人によっては「苦行」にも感じ、できるだけ避けて通りたいものです。

わかりやすい講義を聴いたりとか、新しい参考書を読んだりとか、問題集を解いたりする方が刺激的で、充実した時間を過ごせている気がします。

だからこそ、例えば朝から晩まで英単語を覚え続ける、とかはなかなか精神的にきついわけです。

そこで、私が普段おすすめしているのが、

・暗記は隙間時間にやる、むしろ隙間時間「にしか」やらない

と決めてしまうことです。

例えば、

□通学のバスや電車で、○○駅から乗り換えまでの5分間のみ
□休み時間に個室トイレに入っている数分間のみ
□カップラーメンが出来上がるのを待っている3分間のみ

など、短い時間であれば暗記も苦痛ではありませんし、むしろタイムリミットが決まっている分、とても集中して取り組めます

単語帳や暗記カードなどハンディなものを常日頃から持ち歩くようにするといいでしょう。

例えば、私は朝起きたら必ず白湯を飲むようにしているのですが、電気ケトルでお湯が沸くまでの3分間くらいの間は、必ず何か見るようにすると決めています。

「この3分間をできるだけ濃いものしたい」

という意志が働いて、とても集中してインプットができるのです。

実は、勉強で失敗するパターンというのは、例えば以下のような感じです。

朝から晩まで勉強に使える時間がある

でもその時間すべてを暗記に当てるのはつらい

せっかく時間があるから新しい問題集や参考書でも読もう

結果、一日のうちで暗記に当てた時間はゼロ

意外と毎日のルーティンが忙しく、状況が刻一刻と切り替わる人の方が勉強で成功できたりするのは、文字通り「隙間時間」が多く生まれるからです。

そのため、もし今、

「生徒会もやって部活もやって、成績が下がらないか不安…」

と思っているのだとしても、その状況はむしろチャンスととらえることもできます。

時間がないことは、むしろ有利に働くこともあるのです。

ぜひ生徒会も部活も思う存分取り組んで、同時に成績もアップも狙いましょう!

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