好きな人の顔が思い出せない!その意外な理由とは?

・好きな人の顔が思い出せない…
・何度覚えてもすぐ忘れてしまう…

こんなことってありませんか?

周りの人には共感されないかもしれませんが、
同じような悩みを抱えている人は意外と多いです。

どうでもいい人の顔は覚えているのに、大好きな「あの人」に限ってぼやけていて思い出せない。

そんな不思議な症状の理由とは?

好きな人の顔が思い出せない理由とは?

◆そもそも覚える必要がないから

まず、好きな人の顔というのは、そもそも覚える必要がないのです。

私たち人間は、失敗した経験や恥をかいた経験など、
基本的にネガティブなことばかり覚えています。

・仕事でミスをして上司に叱られた
・学生時代にいじめられていた
・彼氏・彼女に振られてしまった
…etc.

挙げていけば切りがないですが、これはある種の「防衛本能」によるもの。

同じような失敗を繰り返さないために、失敗したことを記憶にとどめておくのです。

今の時代・今の日本では考えられませんが、
大昔には「失敗=死」の時代もありました。

・猛獣の巣窟に迷い込んでしまう→死
・思いがけないところに崖があり転落→死
・対立する民族などに寝込みを襲われる→死
…etc.

このような過酷な時代を経験してきた私たちの脳には、

・失敗してはいけない
・「失敗=悪」である

ということが刷り込まれているのです。

そして、このことが人間の顔についても当てはまります。

嫌いな人の顔に限って鮮明に覚えているという人は少なくないと思いますが、
これは「危険」から自分の身を守るため。

嫌いというだけあって、その人は自分と敵対する人物なわけです。

近くにいるだけで心がざわざわしますし、
時に悪口を言われたり、陰で秘密などを暴露されるかもしれません。

嫌いな人というのは自分に危害を及ぼす存在ので、
遭遇した時はすぐ逃げられるよう、その顔をしっかりと覚えておくのです。

これに対し、好きな人の場合にはこのような危険は想定できません。

一緒にいると幸せで快適な気分になりますし、
まれに意見などが対立することはあっても、基本的に危害が加えられることはないでしょう。

自分にとっては安全そのものなので、あえてその顔を覚えておくことで、
自分の身を守る必要性がないのです。

このように、好きな人の顔というのはそもそも覚える必要がない

だから思い出すこともできない。

これが一つ目の理由になります。

◆記憶を抹消する脳の働きから

また、記憶を抹消する脳の働きからも説明できます。

私たち人間は、好きな人の顔を思い出してしまうとどうなるか?

若いうちは特にそうですが、ドキドキして、胸が苦しくなって、
勉強や遊びなど何も手に着かなくなります(笑)。

特に告白の返事待ちの時などは顕著です。

このように、勉強も仕事も趣味も、何も手に着かなくなる状態

これでは生活が立ち行きませんし、精神衛生上も大きな問題です。

そこで、このような状態を回避するため、
私たち人間の脳は、好きな人に関する情報を抹消してしまうようにできている。

この「脳の働き」が二つ目の理由になります。

このことが関係しているのか、

ドキドキがなくなってきたらだんだんと顔を思い出せるようになってきた

という声は意外と多いです。

◆あまり顔を見ていないから

以上、いろいろと書いてきましたが、好きな人の顔を思い出せないのは、
単にあまり顔をよく見ておらず、記憶できていないだけかもしれません。

横に並んで歩いている時などはそもそもあまり顔を見ないですし、
食事などで面と向かっている時も、恥ずかしくて顔を直視できません。

好きな人とデートをしていても、顔を見ている時間は意外と少ないのです。

顔を見ている時間が少なければ、そもそも顔を覚えるだけの情報がインプットできていません。

これでは思い出せないのも当然といえます。

◆番外編:キラキラしていてまぶしいから

・あの人はキラキラしている
・まぶしすぎて直視できない

実はこれらには裏づけがあって、好きな人の顔を見ると瞳孔がパッと開き、
実際にまぶしい状態になるんだそうです。

まぶしすぎて直視できないため、やはり顔を覚えるだけの情報をインプットできていない。

これはテレビなどでも取り上げられている理由ですが、
本当ならなんともロマンチックな理由です。

以上、合計4つの理由を紹介してきましたが、
あなたはどれが一番説得的に感じますか?

顔が思い出せないのは「好き」というサイン

好きな人の顔が思い出せない理由

明確なことはわかっていませんが、いくつか有力な理由を紹介してきました。

いずれにしても、別に何かの病気というわけではないので、
あまり深刻に考える必要はありません。

・思い出せない=「好き」というサイン

せっかくなので、このように好きかどうかを判断する手段として恋愛に活用してみてください。

コメント

タイトルとURLをコピーしました