高校をなんらかの理由で欠席する場合、欠席連絡を入れなければなりません。
連絡なしに欠席すれば、「無断欠席」と扱われ、内申点や進級などに影響しかねません。
今回の記事では、そんな高校を欠席する際の連絡の仕方・マナーについてまとめてみました。
高校の欠席連絡は本人がしてもいい?
まず、そもそも高校の欠席連絡は誰からすればいいのか?
この点については意見が分かれるところですが、親(保護者)からするのが一般的といえます。
高校はもはや義務教育ではありませんが、高校生は一応まだ未成年という立場です。
高校を欠席するという重要事項については、親から伝えてもらうのが基本となります。
もっとも、親が朝早くから出かけていたり、親にバレずに高校を休みたい場合など、自分から連絡しなければならない場合もあるでしょう。
その場合は、高校にもよりますが、自分から連絡してしまってかまいません。
厳しい高校とかだと、
「なぜ親から連絡してこないのですか?」
と言われることもあるかもしれませんが、連絡できない理由をきちんと説明すれば、基本的にそれ以上突っ込まれることはないでしょう。
ちなみに、高校側としてはズル休みされるのを防ぐため、後から親に連絡して欠席の理由を確認することがあるようです。
親にバレずに高校を休みたくても、こうなってしまったらアウトです。
後から親に確認されるのを防ぎたいなら、
・あくまで親の代理で連絡しているんだ
ということを強調しておくといいでしょう。
もちろん、ズル休みを推奨しているわけではありません。
欠席連絡をする際のマナーは?
続いて、欠席連絡を入れる際のマナーについてです。
高校に欠席連絡を入れる際は、まず連絡する時間帯に注意しましょう。
あまりにも早い時間帯だと、そもそも先生や職員さんが出勤してきていない可能性があります。
目安としては、高校にもよりますが、
・7時30分~8時15分くらいの間
がベストです。
生徒手帳やHPなどに連絡時間が書いてある場合もありますので、その場合はその時間に従うようにしましょう。
欠席連絡の際は、以下の点を伝えるようにします。
②学年・クラス・名前
③学校を欠席する旨
④その理由(体調不良など)
この時、担任の先生に取り次いでもらうかはケースバイケースです。
電話の最初から、
「○○先生(担任の先生)はいらっしゃいますか?」
と聞いてもいいですし、電話に出た人にそのまま上記の点を伝え始めてもかまいません。
伝え始めた段階で、
「では担任の先生に代わりますね」
と言われることもありますので、その場合はまた改めて、担任の先生に上記の点を伝え直すといいでしょう。
以下、電話での会話例です。
おはようございます。
○年○組の○○○○と申します。
今朝から熱がありまして、学校を欠席させていただきたいと思い、お電話いたしました。
担任の○○先生にお伝えください。よろしくお願いいたします。
今回のまとめ
以上、高校を欠席する際の連絡の仕方やマナーについてでした。
高校の欠席は、中学校までと比べればゆるい場合が多いとは思いますが、連絡する際は以上の点に注意しましょう。
ちなみに、親に成りすまして電話をかけようとする人もいるようですが、基本的にはバレます。
後から大変なことになるので、くれぐれもやらないようにしましょう。
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