自分が目指す高校の雰囲気やカリキュラムなどを知るため、高校説明会は重要です。
高校説明会で志望校の情報をしっかりとキャッチし、今後の進路選択・受験勉強に生かしていきましょう。
今回の記事では、そんな高校説明会で聞くべき質問内容について取り上げます。
高校説明会で聞くべき質問について
そもそも、その高校の大まかな情報については、ホームページやパンフレット、全体の説明会などで知ることができます。
それらの説明を聞き、わからない点・もっと知りたい点などがあれば、その後の個別質問タイム・個別説明会を利用するといいでしょう。
個別に聞いておきたい点としては、具体的には以下の5つのチェックポイントが参考になります。
1. 通学について
高校までの道のりや交通機関、所要時間などについては、インターネットを利用すれば簡単に調べることができます。
もっとも、一見通学可能なように見えても、始業時間や部活動の長さ、宿題の量などの関係で、かなり過酷な高校生活を強いられる場合もあります。
特に高校が自宅から遠い場合は、
・このくらい遠方から通学してきている生徒は他にいるのか?
・その光景は先生から見てどう思われるか?
などを聞いておくといいかもしれません。
これはお母さんが起きる時間、弁当を作る時間などにも関わってきますよ。
2. 入試の合格点について
これは私立高校の場合に顕著ですが、中学校の通知表や模試の成績表などを持ってきて、
「この成績で合格できますか?」
と、ストレートに質問を投げかける人もいるようです。
成績があまりかんばしくない場合、厳しい答えが返ってくることもありますが、これからの勉強の方針を立てたり、志望校の見直しなどに役立ちます。
3. 進学状況・就職状況について
高校選びの際に気になるのが、やはり大学や専門学校への進学状況・就職状況等だと思います。
高校のホームページやパンフレットにも大まかな情報は載っていますが、
◆成績中位者~下位者の進学先や就職先
◆(進学の場合)現役生・浪人生の割合
など、生の情報はなかなか知ることができません。
そういうことを質問できるのも、個別相談会のメリットの一つといえます。
4. カリキュラムの実際
これは特に、特進コース・普通コースなどコースが分かれている場合、授業コマ数や時間数の違い、補習や課題の量など、細かい情報を聞いておくのもアリかもしれません。
・特進コースから普通コースへと落ちることはあるのか?
・特進コースの場合、部活はあまりできないのか?
など、気になったことは何でも聞いておきましょう。
5. 校則・校風について
その他、
・校則は厳しいのか
・校風はどんな感じか
・生徒の気質はどうか
など、ある意味子どもがもっとも気になる部分について聞いておくのもおすすめです。
特に女の子は気にしていることが多い、服装や髪型などの細かいルール、また部活動の活発さなどについても必要に応じて聞いておきましょう。
これらは相談会だけではわからないことも多いので、できれば高校の文化祭や体育祭、部活動などを実際に見学しに行くといいですね。
高校に合格してから、
「なんか思ってたのと違う…」
とならないように、各種説明会・相談会を利用して最大限高校の情報を収集しましょう!
なお、持ち物については以下の記事が参考になります。
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