【例文付き】生徒会選挙での応援演説!流れとポイントまとめ

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生徒会に立候補する友達から選挙での応援演説を頼まれた場合、どのようなことを話せばいいのでしょうか?

応援演説は、あくまで前座ではありますが、立候補する人のイメージや印象をよくする上で重要となってきます。

今回の記事では、そんな生徒会選挙での応援演説の流れやポイント・例文について取り上げます。

丸パクリは避けたほうがいいですが、演説の内容が思いつかないという方は参考にしてみてください。

目次

生徒会選挙の応援演説(ポイントと例文)

応援演説の流れとしては、さまざまなパターンがありますが、例えば以下のような流れで話すと説得的になると思います。

①出だし
②その人を推薦する理由
③その個性や長所がどう生徒会に活かされるのか?
④選挙での投票をお願いする

以下、それぞれ順に詳しく見ていきます。

①出だし

応援演説の出だしは、ご自身の簡単な自己紹介から始めましょう。

「皆さんはじめまして。今回○○さんを生徒会に推薦させていただく、○年○組、○○○○です。」
「皆さんはじめまして。今回○○さんの応援演説を担当させていただく、○年○組、○○○○です」

自己紹介とはいっても、あくまで応援演説なので、自分のことを長々と話す必要はなく、このくらいの長さで十分でしょう。

これ以外に述べるとすれば、例えば「クラスの友達」「部活のチームメイト」「幼馴染」といった、本人との関係性くらいです。

ただ、本人との関係性については、以下の具体的なエピソードを述べる際に自ずと明らかになりますので、最初の段階では必須とまでは言えません。

②その人を推薦する理由(その人の個性や長所、特技など)

続いて、応援演説の冒頭では、「その人を推薦する理由」について述べていきます。

推薦する理由は応援演説を引き受けた理由ともほぼイコールになるはずですので、ここは応援演説のもっとも中心的な部分になるでしょう。

具体的には、その人の個性や長所、得意なことなど、その人が生徒会にふさわしいと言える根拠について述べていきます。

具体的には、もちろんその友達と普段接する中で実際に感じることを述べればいいだけですが、以下に実際の応援演説でよく挙げられている例も掲載しておきます。

ぜひ友達の長所や個性を思い出すきっかけとして眺めてみてください。

・責任感がある
・リーダーシップがある
・他人の気持ちを理解できる
・他人の痛みに共感できる
・周りのことがよく見えている
・俯瞰的な視点を持っている
・気遣いや気配りができる
・思いやりがある
・まとめるのが上手
・他人の話にしっかりと耳を傾ける
・ユーモアがあって面白い
・物事に真剣に取り組むことができる
・エゴが強くなく奉仕の気持ちが強い
・独創的なアイデアを出せる
その人の個性や長所について述べたら、それを裏付ける具体的なエピソードについても述べていきましょう。
以上の個性や長所は、割と多くの人に当てはまるものではあるので、裏付ける具体的なエピソードがないと説得力に欠けることになってしまいます。
ぜひ普段の学校生活や友達とのやり取りを振り返ってみて、何かエピソードがないか探してみてください。
以上を踏まえ、ここまでの例文を掲載しておきます。
▼例文1
私が○○さんを推薦する理由は、○○さんには強いリーダーシップがあると思ったからです。
クラスでは学級委員の1人として、日々クラス全体をまとめてくれています。
先日の体育祭ではクラスのリーダーとしてクラスを優勝に導いてくれましたし、クラスの話し合いで意見が分かれた際は、いつもそれぞれの言い分にしっかりと耳を傾け、適切な妥協策や解決策を示してくれます。
クラスで困っている人がいる時は、積極的に手を差し伸べてくれたり、みんなが嫌がる仕事や面倒な仕事も進んで引き受けてくれます。
▼例文2
○○さんは人の気持ちを理解することのできる、とても思いやりのある人です。
私がクラスのことや人間関係で悩んでいる時はいつも必ず相談に乗ってくれて、まるで自分のことのように一緒になって悩み、解決策を考えてくれます。
部活では副部長としていつもチーム全体のことを気にかけており、元気のない人がいたら積極的に声をかけにいっています。
○○さんの親身になって友達に寄り添う性格に、私たちはいつも助けられてきました。
▼例文3
○○さんはとても頭がよく、テストの成績がいいのはもちろん、いつもみんなが気づかないところに気づき、友達や先生を驚かせています。
たまに突拍子もないことを言うこともありますが、クラスの話し合いやもめ事がうまくまとまらないとき、それが意外なヒントとなって、問題解決につながることがよくあります。
持ち前の明るい性格、ちょっと天然な性格も相まって、○○さんはとてもクラスの人気者です。

③その個性や長所が生徒会にどう活かされるのか?

友達の個性や長所について述べたら、次にそれらの個性や長所が、

「生徒会にどう活きるのか?どうつながるのか?」

という点について述べていきます。

ただ個性や長所を並べたとしても、それが生徒会とはあまり関係のないものだったら意味がありません。

具体的なフレーズとしては、

「そんな○○さんが生徒会に入れば…」

というような形で話を続けていくといいでしょう。

▼例文1(続き)
そんな○○さんが生徒会に入れば、生徒1人1人の声をしっかりと聞き入れ、学校生活を今よりもよいものに変えていってくれること間違いなしです。
学校行事などが今よりも充実するのはもちろん、生徒全員が「また明日も登校したい」と思えるような、そんな明るい雰囲気の学校を作っていってくれると思います。
ぜひ私たちの未来を○○さんに託し、温かい1票をよろしくお願いいたします。
▼例文2(続き)
そんな○○さんが生徒会に入れば、学校全体が明るく、楽しい雰囲気になるに違いありません。
○○さんは常に全体を見渡せる視野の広さを持っていますので、例えば学校行事なども、一部の人たちだけで盛り上がるのではなく、生徒全員が主体的に参加できて、全員が楽しめるものに変えていってくれると思います。
そんな○○さんに私たちの未来を託し、清き1票をよろしくお願いいたします。
▼例文3(続き)
そんな○○さんなら、生徒会でも独創的なアイデアを打ち出し、学校生活をより面白いものに変えていってくれると思います。
今後行われる学校行事も、みんながあっと驚くようになること間違いなしでしょう。
活動がマンネリ化してきている今の生徒会には、○○さんのような人が必要です。
ぜひ○○さんに清き1票をよろしくお願いいたします。
応援演説の最後は、仮にそれまでふざけてきたとしても、しっかりと全校生徒に投票をお願いする姿勢が必要でしょう。
なお、応援演説では生徒会に入ったら具体的に何をするかという、「公約」にまで言及する必要はおそらくないでしょう。
それは本人が本人演説の中で述べてくれると思います。

短所も長所に変わりうる

応援演説では、基本的にその人のよい点だけ述べれば十分だと思われます。

短所や欠点、その人が生徒会に与えるかもしれない悪影響については、当然ですが述べる必要はありません。

そうした事柄は、必要があれば本人が本人演説の中で述べてくれると思います。

もちろん、すでにみんなに知れ渡っているような明らかな短所があるなら、それに言及するのはアリかもしれません。

ちなみに、短所というのはある角度・ある文脈から見ればそう見えるというだけの話であって、またある角度・ある文脈から見ればそれは長所に変わったりもします。

そのため、もし明らかに広まっているその人の短所があるなら、

「実はそのおかげで助けられた人も大勢いる」
「普段は○○だが、生徒会には必要な存在」

といったポジティブな方向へ持っていくといいでしょう。

今回のまとめ

以上、生徒会選挙での応援演説についてでした。

生徒会選挙では、そうは言っても本人の演説がやはり一番重要なものにはなってきます。

そのため、ぜひあまり考えすぎずに、その人を応援したい理由・気持ちについて明るく前向きに話してみてください。

また、当サイトには本人演説についてのページもいくつかありますので、ぜひ生徒会に立候補する友達に紹介してあげてください。

関連ページ:【例文付き】生徒会選挙の演説!内容や話し方のコツ・勝つ方法についても

すくれす
スクール☆レスキュー運営者
学校の教員ではありませんが、学習塾の講師として、小学生から高校生まで、幅広い年齢の児童・生徒・学生と関わりがあります。学校生活においては時代は変われど、結局は、ある程度型にハマった「みんなと同じこと」が求められます。そうしたことは当サイトを参考にパパっと攻略していただき、短い学校生活、できるだけ有意義なことに日々時間とエネルギーを使ってもらえたら幸いです。
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コメント

コメント一覧 (4件)

  • とても役に立ちました。そして、分かりやすく書かれてあったので理解しやすかったです。

  • 何を書けば良いか困っていたのでとても役にたちました!ありがとうございます!

  • これできっと、立候補する友達の役に立つことができます。ありがとうございます。

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