キャンプの火を取り囲み、レクやゲームなどで盛り上がるキャンプファイヤー。
どこか神秘的な雰囲気のある、キャンプのメインイベントの1つです。
今回の記事では、そんなキャンプファイヤーで使えるゲームのアイデアをまとめました!
主に小学校のキャンプを想定していますが、学生や大人でも楽しめるものばかりです。
キャンプファイヤーのゲーム(小学校向け)
①バースデーチェーン
バースデーチェーンは、誕生日の早い人から順に円形に並んでいくゲームです。
4月1日生まれの人が最も早く、3月31日生まれの人が最も遅い誕生日ということになります。
キャンプファイヤーということで、キャンプの火を取り囲むように並んでいくといいですね。
このゲームのポイントは、ゲーム中は一切言葉をしゃべらず、
・ジェスチャーだけでお互いの誕生日を確認し合う
という点です。
時間を無制限にするとなかなか終わりませんので、一定の制限時間を設けるといいでしょう。
全員が並び終わったら一人ずつ順番に誕生日を発表していき、間違っていたらその都度入れ替わります。
このバースデーチェーンには、
・ジェスチャーだけでどれだけ正確に誕生日を伝えられるか?
というゲームの要素もありますし、最終的に全員が1つの輪になることで、場の一体感を高めることもできます。
輪が完成したら輪になって踊るレクなどに移行するのもおすすめです。
②「木の中のリス」ゲーム
続いて紹介するのは、「木の中のリス」ゲームです。
参加者の人数は、3の倍数+1人がおすすめ。
人数が中途半端なら適宜先生が加わるといいですね。
ゲームのルールは以下の通りです。
↓
3人のうち2人が向かい合い、両手を高い位置で合わせて屋根(これが木となります)を作ります。
↓
その中に余った1人がリスとして入り、ゲームスタートです。
↓
ゲームが始まったら、司会者の人は全員に聞こえるように以下のいずれかの言葉を叫びます。
↓
①「おおかみが来たぞー!」
②「きこりが来たぞー!」
③「嵐が来たぞー!」
リス役の人が木から逃げ出し、別の木の下へ移動します(木の人は動きません)。
↓
この時、司会者の人もリスとしてどこかの木の下に入ります。
↓
全員の移動が終わり、余ってしまった人が次の司会者です。
木の2人が木を取り崩し、別のリスのところへ行ってまた新たに木を作ります(リスの人は動きません)。
↓
この時、司会者の人は今度は木としてゲームに参加します。
↓
全員の移動が終わり、余ってしまった人が次の司会者です。
木の人もリスの人も司会者の人も、全員がバラバラに動き回ります。
↓
そして新たに3人組を作り、その3人で新たな「木の中のリス」を作ります。
↓
この時、移動する前と役割が一緒でもかまいませんし、違ってもかまいません。
↓
全員の移動が終わり、余ってしまった人が次の司会者です。
このゲームは永遠に続けることができますし、特に勝ち負けはありませんが、様々な人と「木の中のリス」を作るので、クラスの親睦を深めるのにとても役立ちます。
以下の動画は短いですが、これでおおよそのイメージは掴めます。
③進化じゃんけん
続いて紹介するのは、進化じゃんけんです。
キャンプの火の周りを歩き回りながら、出会った友達と順次じゃんけんをしていきます。
「進化じゃんけん」なので、最初はたまごの状態から始め、
・たまご→ひよこ→にわとり
と、勝つごとに進化していきます。
逆に負けたら一つ前の状態に退化します(たまごの人はたまごのままです)。
このゲームのポイントとしては、
②ひよこの人はひよこの人と
③にわとりの人はにわとりの人と
というように、同じ状態の人としかじゃんけんできないという点です。
そのため、現在の自分の状態がみんなにわかるように、たまご・ひよこ・にわとりのポーズをとりながら歩き回ります。
②ひよこ→腰の高さで羽を作る
③にわとり→頭の上で片手でとさかを作る
にわとりの人同士でじゃんけんして、勝った人からゲームクリアです!
④ウィンク殺人事件
これは男女混合でやると、ちょっとドキッとするゲームかもしれません。
まず、くじなどで犯人役の人を1人決めます。
くじを開けた時の表情などでバレてしまうのを避けるため、
・全員が目をつぶり、その間に先生に肩を触られた人が犯人
というような決め方をしてもいいでしょう。
いずれにしても、犯人はその人(犯人)だけが自覚し、周りの人には絶対にバレないようにします。
司会者の「ゲーム開始!」の合図で、ウインク殺人事件のスタートです。
手順は以下の通りです。
(目が合ったら必ずしなければならないわけではありません)
↓
犯人にウインクされた人は、5~7秒くらい歩き回った後、その場にバタッと倒れます(ゲームオーバーです)。
↓
下が地面で倒れるのが嫌なら、しゃがむ程度にしておいてもいいです。
↓
そして、一連のやり取りを見ていて犯人が誰だか分かった人は、「犯人発見!」などと言って犯人の名前を宣言します。
↓
正解ならゲームクリアになりますが、間違えたら逆にその人がゲームオーバーとなります。
犯人役の難易度が高いと感じれば、残りの人数が○○人になったら犯人の勝ち、と決めておくといいかもしれません。
このゲームの特徴をまとめると、
- 犯人の人は周りにバレないように、一人ずつウインクで倒していく
- 周りの人はそれを見破れるように、被害者や周囲の状況をよく観察する
ということになります。
注意点としては、上でも書きましたが、
・ウインクされてもすぐには倒れず、5~7秒くらい歩き回った後で倒れる
ということです。
すぐ倒れれば倒れるほど、犯人が簡単にわかってしまいますからね。
犯人役の殺人を、果たして被害者側は食い止められるのか、ハラハラドキドキのゲームです。
⑤猛獣狩りゲーム
猛獣狩りゲームは、司会者が唱えた動物の文字数と同じ人数だけ集まるという、いわゆる「人数集めゲーム」です。
そのため、他のゲームをやる前のグループ分けにも使えます。
例えばライオンなら4文字ですので、4人で集まって座ります。
このゲームのポイントは、みんなで歌を歌うという点です。
最後の動物の名前は司会者のみが宣言しますが、それまでの歌はみんなで歌い、歌に合わせてポーズもとっていきます。
猛獣狩りの歌については、こちらの動画を参考にしてください。
今回のまとめ
以上、小学校のキャンプファイヤーで使えるゲーム5選を紹介してきました。
今回紹介したゲームは、いずれも小学校中学年くらいなら簡単にルールを理解できて、わかりやすくて盛り上がるものばかりです。
ぜひキャンプファイヤーに取り入れてみてください。
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