部活のレギュラーの決め方は?決め手となる5つのポイント! | スクールレスキュー

部活のレギュラーの決め方は?決め手となる5つのポイント!

部活にはレギュラーというものがあり、レギュラーに選ばれなければあまり試合には出ることができません。

レギュラーを決めるのは顧問の先生や先輩が多いと思いますが、部員の数が多ければ多いほど決めるのには一苦労です。

一方、試合に出たい部員の側からすれば、どうやったらレギュラーになれるのか、そもそもどうやってレギュラーを決めているのか気になるところ。

そこで今回の記事では、部活のレギュラーの決め方・決め手となるポイント(考慮要素)について考察しました。

部活のレギュラーの決め方は?

部活のレギュラーは、基本的には顧問の先生や監督が決めることが多いと思いますが、その際決め手となるのは以下の5つであると考えられます。

以下、順番に確認していきましょう!

①実力(能力やスキル)

まず、これは当然かもしれませんが、やはり一番の決め手となるのは実力(能力や技術)です。

他のチームと試合をする以上、やはり勝利を目指して戦いますので、できるだけそのスポーツの実力がある人が選ばれるのは自然なことです。

例えば、シュートを決められる、長時間プレーする体力がある、コントロールがいい、など。

ただし、これは必ずしもそのスポーツの「総合力」が高くなければいけない、というわけではありません。

スポーツはチームプレーのものが多いですが、いろいろな個性を持つ選手が「適材適所」に配置され、それぞれが補い合うようなチームが一番強いです。

ですので、例えば、

  • 攻撃面はイマイチだが防御面に秀でている選手
  • 大胆なプレーはできないが小技が得意な選手
  • 体力だけは自信があり、とにかく長時間プレーできる選手

といった選手でも十分レギュラーになりえます。

そのため、もしレギュラーに選ばれず悔しい想いをしているなら、

・まずは何か一芸を極める

という視点で練習に取り組むといいかもしれません。

何か一芸があれば、要所要所で試合で使ってもらえたり、次第にレギュラーへの道も開けてきます。

日ごろから今のチームで足りていないところ、弱いところを分析し、その部分を補えるような選手を目指していきましょう。

②練習に取り組む姿勢

次に重要なのは、日ごろの練習に取り組む姿勢です。

日ごろから真剣に練習に取り組んでいれば、顧問の先生や先輩としても、

「これだけ頑張っているし、試合で使ってみようかな」

という気持ちになってきます。

スポーツに勝ち負けは付き物とはいえ、学校の部活ではそこまで「勝利至上主義」ではないことが多いです。

・試合に出られるのは、普段の練習を頑張ったご褒美

という側面もありますので、レギュラーに選ばれたい人は、ぜひ普段の練習を真剣に取り組んでみてください。

ちなみに、練習で頑張っている姿を見せるのはもちろんですが、実はそれ以外の部分も重要だったりします。

例えば、

  • 練習場所に誰よりも早く来て道具の準備をしている
  • 活動場所の清掃や道具の手入れなどに率先して取り組んでいる
  • とにかく大きな声を出して練習を盛り上げている

こういう部分こそ、先輩や先生はよく見ているものですし、実は道具や環境を整えると不思議と実力も上がってくるものです。

逆に、練習をサボったり、道具を雑に扱ったり、欠席や遅刻が多かったりすると、まず試合には出してもらえないと思っていいでしょう。

これは後でも述べますが、学校の部活は教育の一環でもありますので、周りの見本とならないような選手を、あまり試合に出すわけにはいきません。

レギュラーになりたい人は、ぜひ日ごろの道徳的な行いも含めて、練習に取り組む姿勢を積極的にアピールしていきましょう。

③人間性や日ごろの行い

この点は②とも関係しますが、やはり部活のレギュラーを決める上では重要な考慮要素の1つです。

スポーツは基本的にチームプレイが求められますので、例えばチームの輪を乱すような選手は、仮になんらかの能力が優れていてもチーム全体にとってはマイナスとなります。

また、自分のチームだけならともかく、試合というのは相手チームがあってはじめて成立します。

そのため、例えば相手チームの選手や監督に対する態度が悪い、もしくは審判に対する態度が悪いというのは大問題です。

学校の部活は教育の一環でもありますので、顧問の先生としても周りの見本とならない選手を試合に出すわけにはいきません。

逆に、周りの見本となるような模範的な選手であり、相手チームやお客さんにも好印象を与えるような選手であれば、積極的に試合に出したいと思ってもらえるものです。

日ごろの行いといっても、必ずしも学校の成績を上げたり、普段の勉強を頑張らないといけないわけではありません。

上の②で挙げたようなことを実践し、徐々に周りの選手や先生に対する信頼を勝ち取っていきましょう。

また、これは非常に重要な点ですが、仮に結果が出なかったり、失敗したり、レギュラーに選ばれなかったとしても決して腐らないのは、高い人間力の現れです。

実はそういう時ほど人間の真価が試されます。

・仮に補欠でも、ベンチから必死に声を出し、チームを盛り上げている
・タオルや水分を持っていくなど、レギュラーの選手のサポートを徹底して行っている

そういう姿が評価され、次は試合に出してもらえたり、レギュラーに選ばれたりするかもしれません。

ぜひレギュラーに選ばれなかった時ほど「ここが頑張り時」と思い、チームのために何ができるか考えてみてください。

④顧問の先生の戦略や方針に合致している

実は一口に「顧問の先生」と言ってもいろいろな人がいて、全くそのスポーツの経験がなく顧問になっている人もいれば、部活で○○(スポーツ名)を教えたいから教員になった、という熱心な人までいます。

後者の場合、

  • 野球とはこうあるべき
  • 自分はこういうサッカーを作っていきたい
  • 生徒の個性を考えるとこういう戦略が望ましい

といった、そのスポーツに対する明確なビジョン・哲学を持っていることもあります。

そのため、レギュラーに選ばれるためには、そうした顧問の先生が思い描くチームのビジョンにマッチしていなければなりません。

仮に実力はそこそこあっても、そのビジョンに当てはまらない選手はレギュラーから外されてしまうということもありえます。

熱心な先生であれば、日ごろからミーティングなどで選手に意識してほしいことなどを語っていると思います。

もしレギュラーになりたいのであれば、そうした声をしっかりと聞き入れ、普段の練習に落とし込んでいくことが重要です。

これは最後の⑤とも関係しますが、やはり先生の指導を熱心に聞き入れ、愚直に実践する選手であれば、ぜひとも試合に使ってみたいと思われるものです。

先生のビジョンというものを把握するのはなかなか難しいですが、ぜひ普段の練習やミーティングからアンテナを立てていきましょう。

⑤顧問の先生の好き嫌い

最後の⑤は、これはある意味人間である以上、仕方ないこととも言えます。

①~④で挙げたような条件をある程度満たしているのに、なぜかあまり試合に出してもらえない、レギュラーに選ばれないのだとしたら、もしかしたら顧問の先生に嫌われているのかもしれません。

もちろん、学校の部活で単純に先生の好き嫌いでレギュラーを決めるのは、本来あってはならないことです。

ですが、必ずしもできた先生ばかりとは限りませんので、現実問題としてはしばしば起こっていることのようです。

その場合は、もちろんそれでも頑張るんだと部活に居続けてもいいですが、時期的に問題がなければ、転部・退部を考えるのも一つの手でしょう。

今回のまとめ

以上、部活のレギュラーの決め方・決め手となるポイントを考察してきました。

レギュラーに選ばれたい人は、ぜひ今回の内容を参考にしてみてください。

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