生徒会退任式での任期終了の挨拶のポイントと例文まとめ

  • URLをコピーしました!

生徒会で半年もしくは1年の任期を終えた後、最後の仕事が生徒会退任式での任期終了の表明・挨拶になると思います。

退任式では生徒会のメンバー1人1人が挨拶をする場合もあれば、会長などが代表して挨拶する場合もあるかもしれません。

今回の記事では、そんな生徒会退任式・引き継ぎ式での任期終了の挨拶について考察してみました。

目次

生徒会退任式での任期終了の挨拶のポイント

退任式での任期終了の挨拶では、一言で言えば、それまでの生徒会活動の総括を話すことになるでしょう。

生徒会でどんなことをしてきたか、そこからどんなことを学べたかなどを話すのはもちろん、これから生徒会を受け継いでいく後輩へのメッセージもあるといいと思います。

話すべき内容をまとめると、以下のようになるでしょう。

①任期を終えた旨と関係各位への感謝の言葉
②活動内容の振り返り、印象に残っているエピソードなど
③そこから学べたこと、成長できたこと
④次期生徒会(後輩)へのメッセージ
⑤終わりの言葉

もちろん、必ずしもこの通りに話さなければならないわけではありません。

最終的には、テンプレートよりご自身の言葉・構成で話されたほうが皆の印象に残ります。

以上を踏まえて、次の項目で挨拶の例文を取り上げます。

生徒会退任式での任期終了の例文

この度、半年間の生徒会長の任期を終えました、○年○組○○○○です。
まずは皆さん、半年間ありがとうございました。
半年前に生徒会長に選んでいただいた時、最初は不安でいっぱいでしたが、皆さんに温かく見守られ、同じ生徒会のメンバーや先生方に支えていただいたおかげで、半年間なんとかやり遂げることができました。
生徒会の活動で私がもっとも印象に残っているのは、先日の文化祭の準備です。
文化祭の方向性や方針をめぐっては、生徒会のメンバー内で意見の対立が何度も起こり、その度に生徒会がバラバラになりそうなこともありました。
私は生徒会長ということもあって、なんとか生徒会をまとめようとしましたが、今振り返ってみれば、生徒会長という立場を利用して自分の意見を周りに押し付けようとしてしまっていた面がありました。
その際は、結果として副会長の○○さんが提案してくれた意見に落ち着きました。
彼女は私よりも周りが見えていたり、懐を深さを持っていたりして、物事白黒つけるのではなく、第三の道を見出していくことが重要なのだということを暗に教えてくれた気がします。
半年間色々な対立や葛藤がありましたが、それらを乗り越えてきた今、自分自身人間的として少しだけ成長できたと思っています。
生徒会を退任しても、私の学校生活はまだしばらくは続きますので、ここで得た経験を今後の学校生活の糧にしていくつもりです。
最後になりますが、私たち現生徒会がやり切れなかったこと、やり残したことはまだまだたくさんあると思います。
次期生徒会の皆さんには、ぜひ私たちのよかったところは引き継ぎ、悪かったところは反面教師にしていただいて、学校生活をさらによいもの、充実したものに変えていってください。
何かわからないこと、困ったことがあれば先輩としていつでも相談に乗ります。
いつでも学校で見かけたら声をかけてください。
半年間、本当にありがとうございました。

今回のまとめ

以上、生徒会退任式での任期終了の挨拶のポイントと例文についてでした。

任期終了の挨拶を任された方は、最後に地味に大仕事が残されたという感じだと思いますが、ぜひ今回の記事を参考にうまく乗り切っていただければ幸いです。

関連ページ:生徒会任命式・引き継ぎ式での就任の挨拶のポイントと例文まとめ

すくれす
スクール☆レスキュー運営者
学校の教員ではありませんが、学習塾の講師として、小学生から高校生まで、幅広い年齢の児童・生徒・学生と関わりがあります。学校生活においては時代は変われど、結局はある程度型にハマった「みんなと同じこと」が求められます。そうしたことは当サイトを参考にパパっと攻略していただき、短い学校生活・人生、できるだけ有意義なことに日々時間とエネルギーを使ってもらえたら幸いです。
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

目次