ディベートのテーマ・お題の例まとめ(難易度別・面白いものも)

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意見の対立するテーマについて、肯定側と否定側とに分かれて議論・討論を行うディベート

相手の意見を聞く力、説得的に伝える力などを高めるため、最近は学校教育にも積極的に取り入れられているようです。

今回の記事では、そんなディベートのテーマ・お題の例をたくさん集めてみました。

当サイトオリジナルのものも含まれていますので、ぜひ最後までチェックしてみてください。

目次

ディベートのテーマ・お題の例

まず、そもそもディベートは賛成派と反対派とに分かれて議論を行うものですので、例えば、

「いじめをなくすにはどうすればいいか?」

といった漠然としたテーマは不適切です。

以下の例も参考に、答えが2択(賛成派と反対派)に分かれうるようなテーマを選びましょう。

①簡単なテーマ・お題(小学生~中学生向け)

まずは、小学生~中学生くらいにおすすめの簡単なテーマからです。

小学生くらいだと、社会問題などを議論させてもあまり建設的な議論にはならないのが通常です。

そのため、テーマ・お題は身近なところから持ってくるといいでしょう。

1. お金と時間、どちらが大切か
2. 男女の友情は成立するか否か
3. もし生まれ変われるなら男がいいか、女がいいか
4. 朝食にするならご飯かパンか
5. 好きなものから食べるか嫌いなものから食べるか
6. ペットを飼うなら犬か猫か
7. 幽霊はいるのかいないのか
8. 旅行に行くなら沖縄か北海道か
9. これからの時代、住むなら田舎か都会か
10. 勉強と部活、どちらが大切か

②やや難しいテーマ・お題(高校生以上向け)

続いて、やや難しいテーマです。

社会問題や、やや抽象的なテーマも含まれているので、高校生以上が主な対象となるでしょう。

もちろん、大人でも十分盛り上がるテーマばかりです。

1. 給料の高い仕事とやりがいのある仕事、どちらを選ぶべきか
2. 専門性を高めるべきか、幅広い教養を身に着けるべきか
3. 男性は奥さんと息子(娘)、どちらをより愛するべきか
4. 理解することと共感することは、どちらがより大切か
5. 数学と英語、どちらが社会にとってより役に立つか
6. 自分が部活の顧問ならほめて伸ばすか叱って伸ばすか
7. 学校生活に制服は必要か否か
8. 高校生のアルバイトは認めていいか否か
9. 「やられたらやり返す」のは正しいか否か
10. 犯罪者は罰するべきか教育するべきか
11. 死刑制度は廃止するべきか否か
12. AIが発達すると人間の幸福度は上がるのか否か
13. 移民はたくさん受け入れるべきか、あまり受け入れないべきか
14. 原発は廃止するべきか否か
15. 安楽死や尊厳死は認めるべきか否か
16. いじめからは逃げるべきか、戦うべきか
17. デートは男が奢るべきか否かは
18. 付き合う前からキスするのはアリかナシか

③面白いテーマ・お題

最後に、どこまで需要があるかは定かではありませんが、面白いテーマについても紹介しておきます。

1. 付き合うなら性格の悪いイケメンか性格のいいブサイクか
2. ドラえもんの主人公はのび太かドラえもんか
3. 朝5時、車が全く走っていなければ赤信号は無視していいか否か
4. 食べるならう○こ味のカレーかカレー味のう○こか
5. 過去に戻る力と未来に行ける力、どちらがより悪いことに使えるか

ディベートを行う際の注意点

日本にはあまりディベート文化が根付いていないため、いざやってみるとただの「言い争い」みたいになってしまう場合も少なくありません。

そこで最後に、補足的にではありますが、ディベートを行う際の注意点についてもいくつかまとめてみました。

①人格攻撃に及ばないこと

ディベートでは、人格攻撃に及ぶことは避けなければなりません。

もちろん、これはディベート以外の場面でもそうですが、白熱してくるとついやってしまいがちなことになります。

例えば、「あなたの意見はおかしい」という発言なら問題ありませんが、

「そんなことを言うあなたは頭が悪すぎる」

といった発言になると、これは人格攻撃にあたります。

否定したり攻撃したりするのは、あくまで相手の「意見」や「主張」なのであって、相手自身ではありません。

これは裏を返せば、自分の意見や主張を相手に否定された際に、

「別に自分自身を否定されたわけではない」

と思える精神的な強さも必要だということです。

そもそも、実際のディベートでは自分の価値観とは相反する立場に立たなければならないこともあります。

その場合、自分ではそうは思っていないけど、あくまで客観的な立場からの意見として、ものを言わなければならない場面も出でくるでしょう。

そのため、こうした分別はとても重要なものとなります。

さらに付け加えるならば、ディベートは聞いている人や審査員などを説得するものであって、別に相手を打ち負かすためのものではありません。

②主張する際は根拠を述べること

何かを主張する際は、当然ですが「根拠」も併せて述べなければなりません。

これは、「客観的な立場からものを言うこと」とほぼ同義でもあります。

例えばですが、

「私は猫が嫌いだから、猫を飼うのには反対だ」

という主張だと、ただ「嫌いだから」という感想を述べたにすぎず、適切な根拠が述べられていません。

「なぜ猫が嫌いなのか?」の部分を述べる必要があるということです。

これは当たり前のことと思えるかもしれませんが、意外とテレビの討論番組などでも出演者がよくやってしまったりしています。

色々と言葉を並べ立てているから気づきにくいものの、結局感想を述べているにすぎないような発言です。

テレビはエンタメですのでそれでいいのかもしれませんが、ディベートではぜひ根拠をしっかりと述べることを意識しましょう。

今回のまとめ

以上、ディベートのテーマ・お題の例についてでした。

今回紹介したもの以外にもテーマはたくさんあると思いますので、もしまたいいものが見つかれば随時記事に追加していきたいと思います。

すくれす
スクール☆レスキュー運営者
学校の教員ではありませんが、学習塾の講師として、小学生から高校生まで、幅広い年齢の児童・生徒・学生と関わりがあります。学校生活においては時代は変われど、結局はある程度型にハマった「みんなと同じこと」が求められます。そうしたことは当サイトを参考にパパっと攻略していただき、短い学校生活・人生、できるだけ有意義なことに日々時間とエネルギーを使ってもらえたら幸いです。
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