いつもお世話になっている先生が妊娠し、産休に入ることになった場合、応援と日ごろの感謝の気持ちを示すため、メッセージを送ることがあると思います。
メッセージは、子どもからであれば寄せ書きに書いたり、保護者であればメールや手紙という手段が考えられるでしょう。
今回の記事では、そんな産休に入る先生へのメッセージについて考察してみました。
産休に入る先生へのメッセージ(保護者から)
まずは、保護者からメッセージを送る場合の例文についてです。
保護者からの場合、寄せ書きということはあまり考えにくいと思うので、手紙やメールなどで送ることを想定しています。
▼例文1
○○先生、ご懐妊おめでとうございます。
いつも娘が大変お世話になっております。
先生のおかげで娘は一回りも二回りも成長し、今では毎日とても楽しく学校へ行っています。
先生としばらくお会いできなくなるのは親子ともども、とても寂しいですが、先生から教えてもらったことを生かして、先生がいなくても頑張っていくんだと、今娘はとても息巻いています。
お体を大切に、どうぞ安心して産休に入られてください。
また、安産を心よりお祈りしております。
注意点としては、プレッシャーになるような言葉は避けるということでしょうか。
「女の子を期待してます!」とかは当然NGですが、他にも、
「元気な赤ちゃんを産んでください」
などの表現は、一見普通に思われますが、結果を要求するような面もあり、人によってはプレッシャーを感じるでしょう。
例文のように、「安産をお祈りする」くらいの表現がちょうどいいでしょう。
▼例文2
いつも息子がお世話になっております。
この度産休に入られるということで、ご懐妊誠におめでとうございます。
息子は先生のクラスが大好きのようで、クラスの雰囲気もよく、2年生になってから毎日とても楽しく学校に行っています。
また先生が現場に復帰され、先生からご指導いただける日が来るのを、息子はとても楽しみにしています。
どうぞお体を大切に、無事出産を終えられることを、親子ともども心よりお祈り申し上げます。
産休後、先生は現場に復帰されるのか、また復帰される時に子どもはその学校に在籍しているのかどうかは、ケースバイケースになると思います。
このあたりは事前に確認し、上記同様プレッシャーをかけるような表現は避けるようにしたいところです。
▼例文3
○○先生、いつもお世話になっております。
この度産休に入られるということで、本当にギリギリまで子どもたちの面倒を見ていただき、ありがとうございました。
先生のおかげで息子は勉強の面でも人間的な面でも大きく成長し、一年前とは本当に見違えるようになりました。
先生がしばらく教鞭を離れられるのは少し寂しいですが、今の息子なら先生がいなくても立派にやっていけると思いますし、むしろ先生が復帰した際にはもっと成長した姿を見せるんだと、今息子はとても意気込んでいます。
どうぞ安心して産休に入られてください。
また、お体を大切に、安産を心よりお祈り申し上げます。
このように、日ごろの感謝の言葉や、
「先生のおかげで○○になった」
といった表現があると、先生としてはとても励みになるでしょう。
以上の内容をポイントとしてまとめると、
①日ごろの感謝、お世話になっている旨を伝える
②「先生のおかげで○○になった」という報告があってもよいかも
③ご自愛、安産をお祈りする
※プレッシャーになるような表現は避ける
産休に入る先生へのメッセージ(子供から)
続いて、子供から先生にメッセージを送る場合についてです。
小学生・中学生くらいであれば、ある程度フランクな表現でもいいですが、高校生くらいならある程度フォーマルな表現を用いたほうがいいでしょう。
また、立場は違いますが、上の保護者向けの例文も応用できると思います。
▼例文1
○○先生、妊娠おめでとうございます。
いつも私たちと本気で向き合って、一生懸命勉強を教えてくださり、ありがとうございます。
先生のおかげでクラスの雰囲気も明るく、毎日とても楽しく学校に通えています。
先生としばらく会えなくなるのは寂しいですが、クラスみんなで力を合わせて、これからも頑張っていきます。
また現場に復帰され、お会いできる日を心待ちにしています。
どうぞお体に気をつけて、安産を心からお祈り申し上げます。
▼例文2
○○先生、いつもありがとうございます。
先生が産休に入るって聞いた時は少し寂しかったけど、本当にギリギリまで私たちの面倒を見てくれて、ありがとうございました。
また先生が学校に復帰した時、先生が担任のクラスになれるといいな。
その時に一段と成長した姿を見せられるよう、これからも頑張っていきます。
どうかお体に気をつけて、元気な赤ちゃんを産んでください。
▼例文3
先生妊娠おめでとう。
お腹が大きくなって大変なのに、最後まで私たちの面倒を見てくれてありがとう。
健康に気をつけて、元気な赤ちゃん産んでね。
また戻ってきた時はよろしくお願いします。
保護者向けの項目のところで
「元気な赤ちゃんを産んでください」
という表現はプレッシャーになるかもと書きましたが、子どもからなら許容範囲でしょう。
もし不安なら「安産をお祈りしています」に書き換えてください。
色紙・寄せ書きに書く場合は?
色紙・寄せ書きに書く場合についても、書く内容自体は上と変わりません。
例文の気に入ったフレーズを1~2行ほど抜き出して書けばOKです。
妊娠おめでとうございます!
元気な赤ちゃん産んでね!
先生のおかげで学校が好きになりました!
また会いたいです!
お体を大切に!
安産祈ってます!
ギリギリまで面倒見てくれてありがとう!
また戻ってきた時はよろしく!
先生のおかげでたくさん成長できました!
私たちのことは心配せず、ゆっくり休んでください!
また戻ってきた時も先生のクラスになりたいです!
出産応援しています!
先生がいなくても立派にやっていきます!
今までありがとうございました!
産休だけに、これまでサンキュー!
産休に入る先生へのプレゼントは?
以上の手紙や寄せ書きは、なんらかのプレゼントとともに渡すのが定番です。
何人かで集まって、例えば寄せ書きとともに渡すなら、以下のようなお菓子がおすすめです。
個人的に手紙とともに渡すなら、例えばお風呂で使える入浴剤などはおすすめです。
産休ということで、「しっかり休んでください」というメッセージにもなります。
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