学校生活の一大イベントともいえる修学旅行。
普段の生活を離れ、先生や友達と遠出するのを心待ちにしている人も多いでしょう。
修学旅行では、それに向かって気分を盛り上げたり、目標や目的を示すために、事前にスローガンを決めておくのが定番のようです。
そこで今回の記事では、修学旅行の行き先別スローガンの例をまとめてみました。
過去に実際の学校で採用されたスローガンも取り上げているので、修学旅行の行き先に応じて、ぜひ参考にしてみてください。
修学旅行の行き先別スローガン:東京編
まずは修学旅行の行き先ランキング1位の東京からです。
日本の首都であり、とにかくさまざまな人や物が密集している東京、そんな東京のイメージを表すスローガンの例を紹介します。
1.「○○から大都会へ」
これはもっともシンプルなスローガンの例といえるでしょう。
「○○」にはそれぞれの学校名や地域名などを入れます。
この「大都会」という言葉は、東京のイメージを表す言葉として広く使えます。
2.「最高の仲間と、最高の思い出を」
これは他の地域でも使えますが、とにかく修学旅行を楽しむことに主眼を置いたスローガンです。
変に奇をてらうより、シンプルでわかりやすい方がスローガンとしては適切です。
3.「No Manners, No Trip.」
これは日本語訳としては、「マナーなくして旅行なし」などが考えられます。
東京はとにかく人が多く、他の観光客や利用者とトラブルになることもしばしばです。
そんな東京の特徴を踏まえ、
・最低限のマナーを守って旅行を楽しみましょう
という心構えをスローガンとして掲げておくのもいいかもしれません。
先生を始め、大人への印象もいいですね。
4. 「Re:ゼロから始める大都会生活」
これはスローガンとしてはあまり意味がありませんが、人気アニメや漫画のタイトルから持ってくるのも若者らしくておすすめです。
5. 「上京物語」
東京に出ていくことを「上京」といいますが、この言葉をスローガンに使うのもアリです。
こうした短いスローガンには、例えばですが、
・上京物語~最高の仲間と、最高の思い出を~
といったように、サブタイトル(副題)をつけるのもおすすめです。
修学旅行の行き先別スローガン:京都・奈良編
続いて、修学旅行の定番の行き先でもある京都・奈良です。
歴史的な建造物や文化遺産が目白押しで、学びの機会としても最適な京都・奈良。
そんな京都・奈良のイメージを表すスローガンの例を紹介します。
ちなみに、某有名企業のスローガンで、
「そうだ、京都行こう」
というものがありますが、これをそのまま使うのは少しありきたりかもしれません。
1.「深めよう、古都の歴史と我らの友情」
これは「深めよう」という言葉を2つの言葉にかけたスローガンです。
発音してみて語呂もよかったので、一番最初に持ってきました。
この「古都」という言葉は、京都・奈良のイメージを表す言葉として広く使えます。
2.「温故知新~学びを深め、未来を築く~」
スローガンにはこのように四字熟語を使うのも定番といえます。
この「温故知新」という言葉には、
・昔のことをよく学び、新しい知識や見解を導くこと
という意味があり、京都や奈良のイメージにピッタリです。
「温故知新」以外だと、「古今東西」や「花鳥風月」などもいいでしょう。
サブタイトルの部分は基本的に私が適当に考えたものですので、ぜひクラスや旅行のテーマに合ったものをみつけてみてください。
3.「タイムトラベル~古都の歴史と出会う旅~」
過去の歴史や文化を学ぶことを、タイムトラベル(時間旅行)になぞらえてもいいでしょう。
4.「京都・奈良~今日なら作れる楽しい思い出~」
ここまでは真面目なものが多かったですが、このようにダジャレを交えるというパターンもあります。
5. 「神社仏閣、下から見るか?横から見るか?」
2023年現在、少し古くなっていますが、その時々の流行語をスローガンに使うのも、後から振り返った時に当時のことを思い出しやすくなりいいかもしれません。
修学旅行の行き先別スローガン:九州編
修学旅行の行き先には、九州も意外と多く選ばれているようです。
その中でも特に多いのが、長崎と沖縄です。
長崎といえば、原爆資料館や平和公園など、歴史的に重要なスポットが目白押し。
「平和学習」の意味合いも込められていると思いますので、スローガンはそれを意識したものにするといいでしょう。
例えばですが、
・「考えよう、日本の未来と我らの明日」
といったものが考えられます。
一方で沖縄といえば、きれいな海や豊かな自然などがとても象徴的。
スローガンにはそんな海や自然をイメージできるような言葉を選ぶといいでしょう。
例えば、
・「常夏の楽園~自然と触れ合い、仲間と触れ合う~」
といったものが考えられます。
補足とまとめ
これは意外と盲点ですが、「修学旅行」という言葉自体を当て字にしてみるのもおすすめです。
例えば「集楽旅行」とすれば、「みんなで集まって楽しむ旅行」というニュアンスが出ます。
また、そもそも修学旅行は学業を修めるための旅行ということで、学級目標や学年目標などを反映させたものにすることも多いでしょう。
そのため、ぜひ以下の記事も参考にしてみてください。
スローガンに使える言葉や単語がたくさん見つかると思います。
※参考:かっこいい学級目標!英語の例や使える英単語30選!
※参考:中学校の学級目標に使える四字熟語50選!当て字の例も紹介
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