お正月といえば、書き初め。
これから始まる1年に向けて身を引き締める想いで書き初めをすることもあれば、冬休みの宿題として課されていることもあるでしょう。
書き初めの言葉は、1~4文字くらいなら簡単に見つかりますが、5文字の言葉を探すのは意外と難しいです。
特に5文字熟語などは、調べてもあまり出てこないことがほとんどでしょう。
そこで今回の記事では、書き初めで使える5文字の言葉の見つけ方と、おすすめ5文字熟語についてもまとめてみました。
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5文字の言葉の見つけ方まとめ
書き初めで書く言葉は、もちろんどこか一覧から選んでくるのもいいですが、できれば自分自身で見つけたり、思いついたりするのがベターでしょう。
そこでまずはじめに、5文字の言葉の見つけ方についてまとめてみました。
①「ひらがな」ならたくさんある
5文字の言葉といっても、「ひらがな」ならたくさん見つかります。
自分の好きな言葉や身近な言葉などを、一度ひらがなに置き換えてみるのがいいでしょう。
お正月ということでお正月に関連する言葉でもいいですし、「あおいそら」や「しろいくも」といった自然や風景に関する言葉もとても風情があります。
・しょうがつ(正月)
・はつひので(初日の出)
・まつのうち(松の内)
・かがみもち(鏡餅)
・うめのはな(梅の花)
・まつのはな(松の花)
・おとしだま(お年玉)
・げいしゅん(迎春)
・あおいそら(青い空)
・しろいくも(白い雲)
・たかいやま(高い山)
・しろいゆき(白い雪)
・ゆきげしき(雪景色)
・ふゆのあさ(冬の朝)
②漢字とひらがなを混ぜてみる
すべて漢字となるとあまり見つからないと思いますが、以下のように漢字とひらがなを混ぜてみると意外とたくさん見つかります。
・広大な自然(こうだいなしぜん)
・美しい自然(うつくしいしぜん)
・生命の神秘(せいめいのしんぴ)
・生命の息吹(せいめいのいぶき)
・新春の富士(しんしゅんのふじ)
・新春の誓い(しんしゅんのちかい)
・新たな決意(あらたなけつい)
・美しい地球(うつくしいちきゅう)
・大自然の美(だいしぜんのび)
・生命の尊厳(せいめいのそんげん)
・自然の摂理(しぜんのせつり)
・理想の実現(りそうのじつげん)
・未来よ輝け(みらいよかがやけ)
・羽ばたく夢(はばたくゆめ)
・満天の星空(まんてんのほしぞら)
・不断の努力(ふだんのどりょく)
・不屈の精神(ふくつのせいしん)
・文化の継承(ぶんかのけいしょう)
・伝統を守る(でんとうをまもる)
・幸福な食卓(こうふくなしょくたく)
・友好の精神(ゆうこうのせいしん)
・科学の発展(かがくのはってん)
・創造する心(そうぞうするこころ)
・折れない心(おれないこころ)
・思いやる心(おもいやるこころ)
③2文字熟語+2文字熟語
これは②と近いですが、2文字熟語2つを「と」でつないでみると、意外とそれらしい言葉になります。
つなげる2文字熟語は同義語や対義語が定番ですが、それ以外でもOKです。
・理想と現実
・過去と未来
・文化と伝統
・義理と人情
・理論と実践
・理性と情熱
・進歩と飛躍
・創造と破壊
・保守と革新
おすすめ5文字熟語まとめ
最後に、5文字熟語についてもまとめてみました。
5文字熟語は数が少ないですが、もし自分で見つける場合は漢文の教科書などが役に立つかもしれません。
□光陰如流水(こういんりゅうすいのごとし)
月日の経つのが速いことのたとえ
□本来無一物(ほんらいむいちもつ)
事物は本来すべて空(くう)であるから、執着すべきものは何一つないということ
□心外無別法(しんげむべっぽう)
すべての現象はそれを認識する人間の心の現れであり、心とは別に存在するものではないということ
□万物光輝生(ばんぶつこうきをしょうず)
この世のすべてのものは自ら光り輝いているということ
□水急不月流(みずきゅうにしてつきをながさず)
川面の流れがどんなに急でも、水面に映った月は流されることはないということ
□春光日々新(しゅんこうひびあらた)
春の景色は日を追って変化し、毎日毎日が新しいということ
□無心得良悟(むしんりょうごをう)
物事に執着しない心にして初めて、物事の道理を悟ることができるということ
□日々是好日(にちにちこれこうにち)
どんな日でも毎日は新鮮で最高にいい日だということ
今回のまとめ
以上、お正月の書き初めで使える5文字の言葉を紹介してきました。
今回紹介した言葉を参考に、今のご自身の状況や理想などに合った言葉を見つけて、ぜひ書き初めて書いてみてくださいね。
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