小学校の修学旅行や遠足などでバスを使う際、バスの中で楽しめるバスレクがあると便利です。
移動時間が長くなる場合、バスレクがないと目的地に着くまでに子どもたちが退屈してしまい、せっかく楽しい行事もテンションが下がってしまいます。
そこで今回の記事では、小学校・小学生向けの面白いバスレク・ゲームについてまとめました。
①背中文字伝言ゲーム
バスレクの定番といえばバスの列を使った伝言ゲームですが、中でもこの背中文字伝言ゲームはおすすめです。
伝言ゲームは普通、相手の耳元でささやいて伝えていきますが、この背中文字伝言ゲームでは前の人の背中に文字を書いて伝えていきます。
そのため、先生は列の1番後ろの人にお題を伝え、後ろから前へ伝言を伝えていってもらうといいでしょう。
難易度は少し高めなので、お題は2~3文字くらいの言葉がちょうどいいです。
たった2~3文字の言葉でも、意外な言葉に誤解して伝えられますので、爆笑が起こること間違いなしです。
②マジカルバナナ
マジカルバナナとは、前の人が言った言葉と関連した言葉を言い、それをどんどんつなげていくというゲームです。
これをバスの座席順でどんどん回していきます。
例えばですが、
↓
「黄色といったらレモン」
↓
「レモンといったらすっぱい」
↓
「すっぱいといったら梅干し」
永遠に続けることができるので、言葉をつなげながらキッチンタイマーなどを回していき、
「タイマーが鳴った時にそれを持っていた人が負け」
というルールにしても面白いです。
こうしたリレー系のゲームで使える風船時限爆弾というピッタリなアイテムもありますので、ぜひチェックしてみてください。
③似顔絵リレー
これもリレー形式のレクになります。
バスの座席順で画用紙を回しながら、先生やクラスメイトの似顔絵を完成させるため、1人1パーツずつ描き足していくというゲームです。
例えば、最初の人が顔の輪郭を書いたら、その次の人は目を書き、そのまた次の人は鼻を書き…という感じでどんどん回していきます。
ずっと下を向いて似顔絵を描いていると酔ってきますので、あくまで1人1パーツという制限は設けたほうがいいでしょう。
縦列を1つのチームとし、どのチームが1番そっくり描けたか、後から似顔絵のモデルになった人に順位付けしてもらうといいですね。
伝言ゲームと同じく、たくさんの人が参加することで、思いもよらない絵が完成すること間違いなしです。
④後出しじゃんけんゲーム
これは先生が指示した通りに「グーチョキパー」を出していくゲームです。
例えば、以下のような掛け声とともに行います。
②「次は負けてください、じゃんけんポン、ポン!」
③「今度は引き分けてください、じゃんけんポン、ポン!」
1回目の「ポン」で先生が「グーチョキパー」を出し、2回目の「ポン」で子どもたちに、指示した通りに「グーチョキパー」を出してもらいます。
指示通りに出せなかった人から手を降ろしていき、最後まで生き残った人の優勝です。
「負けないでください」
「勝たないでください」
といった指示も加えると難易度が上がりますよ。
⑤バスレク向けクイズ
時間が余った時のために、いくつかクイズも用意しておくと子どもたちは退屈しません。
以下では、バスレクにおすすめのクイズをまとめました。
①時間当てクイズ
ストップウォッチなどで時間を図り、その間目をつぶって時間を数えてもらい、「その時間が経った!」と思ったらそっと手を挙げてもらうというクイズです。
時間は30秒から、長くても1分くらいがいいでしょう。
先生は誰が手を挙げるのかをしっかりと注視しておき、その時間と最も近いタイミングで手を挙げた人の優勝です。
②名前並べ替えクイズ
先生やクラスメイトの名前を適当に並べ替え、それが誰の名前なのかを当ててもらうクイズ。
例:「まだあさお」→「浅田真央」
授業で習った歴史上の人物の名前などを織り交ぜるのも面白いですね。
③なんと言ったでしょう?クイズ
子ども3~4人くらいが同時に似たような言葉を発し、それぞれがなんと言ったかを当ててもらうクイズ。
例:「コップ」「スープ」「ロープ」
このような似た言葉を同時に発します。
すべてを正確に当てるのは至難の業かもしれませんが、早い者勝ちでどんどん答えてもらいましょう。
④私は誰でしょう?クイズ
これはクラスメイトのプロフィールを事前に提出してもらい、その中から1つずつ特徴を発表していき、その人が誰なのかを当ててもらうクイズです。
↓
②私の得意な科目は理科です。
↓
③私には弟がいます。
↓
④私は野球部に入っています。
↓
「さて、私は誰でしょう?」
最初は誰にでも当てはまりそうな情報から公開していき、徐々にその人を象徴するような情報を公開していきましょう。
情報を1つ公開するごとに、わかった人には早い者勝ちで手を挙げて答えてもらいます。
クラスメイトの意外な情報も明らかになりますので、クラスの親睦を深めるのにも有効です。
⑥風船爆発ゲーム
これはもしかしたら賛否が分かれるかもしれませんが、風船に人数分のセロテープを貼り、それを1人1枚ずつ剥がしていくというドキドキのゲームです。
もちろん、破裂させてしまったらそこでゲームオーバー。
これもバスの縦列を1チームとし、どこまで割らずに送っていけるか競争するのも面白いでしょう。
⑦カラオケ大会
バスレクに困ったら、最後はカラオケ大会にしてしまうのがおすすめです。
帰りのバスなどは疲れて寝てしまう子も多いので、こうした任意参加のレクも用意しておくのがいいでしょう。
もっとも、あまりにも寝てしまう子が多いなら、カラオケ大会は中止にしたほうがいいかもしれません。
カラオケ大会は、バスの前後や左右でチームを分け、紅白歌合戦形式にするととても盛り上がります。
審査員は平等に、バスガイドさんや運転手さんにお願いするといいでしょう。
今回のまとめ
以上、小学校・小学生向けのバスレク7選を紹介してきました。
遠足や修学旅行など、移動時間が長くなりそうな時にはぜひ参考にしてみてください。
なお、バスレクについては以下の記事でも取り上げています。
高校生向けに書きましたが、小学校の高学年くらいなら十分楽しめるものばかりとなっています。
コメント
コメント一覧 (1件)
とっても参考になりました!
ぜひ使わせていただきます!