高校のテストには「赤点」というものが存在します。
高校のテストであまりにも低い点数をとってしまうと、最悪進級や卒業などに影響してくることも…。
学期末・学年末になって慌てないためにも、今回の記事で赤点の基準について確認しておきましょう!
高校のテストでの赤点の基準
赤点の基準については、もちろん高校によってさまざまですが、大きく分けると、
◆点数によって決められる場合
の2通りがあります。
平均点によって決められる場合、具体的には、
・赤点=平均点の50%以下
としている高校が多いようです。
※「以下」ではなく「未満」としている高校もあります。
管理人の高校も、「赤点=平均点の50%以下」でした。
一方、点数によって決められる場合、その基準については、
・40点以下、30点以下、20点以下…
など、高校によってさまざまです。
※平均すると、「30点前後」となります。
ただし、点数によって決められる場合でも、基本的に先生は、平均点が60点前後になるよう配点を調整するので、結局いずれの場合であっても、
・みんなが正解できる問題の半分程度は正解する
ことができれば赤点は免れることができるでしょう。
赤点をとったら留年になる?
では、赤点をとったら即「留年」となってしまうのでしょうか?
この点については、一度赤点をとったくらいでは留年とはしない高校が多いようです。
そもそも高校の成績というのは、
・出席日数、遅刻・早退の回数、提出物の有無、小テストの点数…etc.
など、さまざまな要素を考慮して決められます。
定期テストも年に複数回あり、これらすべての要素を合算していき、基準点に満たない場合にのみ「留年」となります。
つまり、一度赤点をとってしまっても、それ以外の部分や次のテストなどで挽回が可能だということです。
また、高校で赤点をとってしまった場合、通常これを埋め合わせるための追試や補習が行われます。
追試を受けて合格点をとり、または補習にしっかりと出席すれば、留年は免れることができるでしょう。
とにかく赤点をとってしまったら、しっかりと挽回する姿勢を見せ、真面目に勉強に取り組むことが必要です。
高校としても、なるべく留年者は出したくないはずなので、真面目に取り組む姿勢さえ見せていれば、ギリギリ救済してもらえる場合も多いです。
一番いけないのが、これら追試や補習に真面目に出席せず、また呼び出された時や面談の時などにもふてくされた態度を取ってしまうことです。
学習態度に改善の余地が見られない場合、高校としては留年扱いとするほかありません。
ただし、以上のことは、
「赤点が〇科目以上ある場合は留年とする」
といった、留年についての特別なルールが定められている場合は別です。
この場合、条件を満たせば自動的に留年扱いとなるので、そんなことにならないよう、普段から最低限の勉強はしておきましょう。
今回のまとめ
赤点の基準は高校によってさまざまですが、年度初めに先生から告げられたり、生徒手帳や生徒便覧などに書いてあることも多いです。
各自赤点の基準について確認し、赤点をとらなくてもいいよう、普段から計画的に勉強を進めていきましょう!
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