訪問営業や飛び込み営業、挨拶回りなどで相手方が不在だった場合、訪問したことを知らせるために一言メモや置き手紙を残すと思います。
メモや手紙などを残すことで、相手方も多少なりとも親近感を持ってくれ、次回の訪問や今後の営業にもつながりやすくなるでしょう。
今回の記事では、そんな訪問したのに相手方が不在だった場合のメモや置き手紙の文例についてまとめてみました。
アルバイトを始めたばかりの学生の方、訪問営業や飛び込み営業が初めての方も必見です。
訪問して不在だった場合のメモ・置き手紙の文例
訪問した際、相手方が不在だった場合の一言メモや置き手紙には、
①訪問した日時
②訪問した目的
③今後の関係を円滑に進めるための一言
文例1
○○(会社名など)の○○と申します。
○○の件でお伺いしましたが、ご不在のようでしたのでこちらに資料だけ置かせていただきます。
お時間のある時にご一読いただけましたら幸いです。
○○月○○日 ○○時○○分
文例2
○○の○○と申します。
○○(商品・サービスなど)のご案内をしたくお伺いしましたが、お目にかかることができず誠に残念です。
また改めてお伺いしますので、その節はどうぞよろしくお願いいたします。
○○月○○日 ○○時○○分
文例3
○○の○○と申します。
○○の件でお伺いしましたが、お出かけのようでしたのでお手紙にて失礼いたします。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
○○月○○日 ○○時○○分
文例4
○○の○○と申します。
○○のご紹介のため資料をお持ちしましたが、ご不在でしたため、こちらに名刺と一緒に置かせていただきます。
お時間のある時にご一読いただけましたら幸いです。
○○月○○日 ○○時○○分
文例5
お約束しておりました○○の○○でございます。
○○時○○分ごろお伺いしましたが、お目にかかることができず誠に残念に思います。
また再度日を改めてお伺いしますので、ご都合のよい日時をご連絡いただけましたら幸いです。
どうぞよろしくお願いいたします。
○○月○○日 ○○時○○分
メモや置き手紙を残す際の注意点
以上の一言メモや置き手紙には、当たり前かもしれませんが、不在であることを責める表現や、恩着せがましい表現などは使わないほうがいいでしょう。
再度訪問するつもりならその旨を、資料に目を通してほしいならその旨を記載し、文の最後は、
「よろしくお願いいたします」
で締めるのが適切といえます。
もし名刺を持っているなら名刺を添えればいいですが、持っていないなら所属や名前、電話番号等を記載するのも忘れないようにしましょう。
電話番号や連絡先が書かれていないと、もし相手が商品やサービスなどに興味を持ってくれたとしても、こちらに連絡してくる手段がありません。
ちなみに、アポイントを取り付けて訪問したにも関わらず、不在だった場合には、次からはぜひ訪問前の確認メールを送ることも検討してみてください。
今回のまとめ
以上、訪問して相手方が不在だった場合の一言メモや置き手紙の文例・注意点についてでした。
訪問して相手方が不在でも、捉え方によってはむしろチャンスで、丁寧なメモや手紙を残すことができれば、相手に好印象を与えることもできます。
今回の内容を参考に、ぜひメモや置き手紙を相手方との円滑なコミュニケーションのきっかけとしてください。
なお、以下の本は古いですが結構おすすめの本です。
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