合唱コンクールのスローガンまとめ(英語や四字熟語、漢字1文字など)

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クラスで一丸となって、優勝目指して全力で歌う合唱コンクール。

合唱コンクールの練習に取り組むにあたっては、クラスの目標や主張などを表すスローガンがあると、クラスの士気や一体感が高まってとても盛り上がります。

今回の記事では、過去に実際の合唱コンクールで採用されたものも参考に、合唱コンクールのスローガンについて考察してみました。

目次

合唱コンクールのスローガン:①英語のかっこいい例

スローガンはもちろん日本語でもいいのですが、かっこよく、短く言い表せるものとして、よく英語が用いられています。

スローガンを英語にする場合、あまり細かい文法や語法にはこだわらず、言いやすさや覚えやすさなどを重視して選んでみてください。

①「Beautiful Harmony」(美しい調和)

合唱といえば、

「ハーモニー(調和)を紡ぎ出すもの」

というイメージが強いと思います。

実は元号の「令和」を海外に向けて説明する際、「Beautiful Harmony」という訳語が用いられたようです。

だったらもう少しわかりやすい漢字があったのでは?とも思いますが、スローガンとしてとても響きや語感がいいので、合唱コンクールのスローガンにおすすめです。

また、端的に合唱を表す英語として、「Chorus」(コーラス)という単語を用いるのもアリでしょう。

②「One Team」(ワンチーム)

これはラグビー日本代表のスローガンとして有名になった言葉です。

クラスで一丸となったり、一体感を高めていくのにピッタリな言葉といえるでしょう。

なお、似たような表現を2つほどつなげて、

「One Team, One Chorus」

みたいにすると、よりスローガンっぽくなります。

その他、世間的に有名なスローガンの例として、以下のようなものがあります。

・One for all, All for one(1人はみんなのために、みんなは1人のために)
・No music, No life(音楽なくして生活なし)
・Stay hungry , Stay foolish(ハングリーであれ、愚かであれ)
・We can do it(私たちはやればできる)
・We are the one(私たちはひとつ)
・No pain, No gain(痛みなくしては何も得られない)
これらをそのまま使うのも味気ないので、合唱コンクール用に単語を入れ替えるなど、少々アレンジを加えるといいでしょう。

③「Let’s ○○」

「Let’s ○○」というのはスローガンでよく使われる表現ですし、クラスのみんなに参加を促す意味合いもあります。

具体的には、

「Let’s sing a song together!」(みんなで歌おう)

などが考えられます。

その他、全員参加や一体感、結束などを表す単語や熟語としては、以下のようなものが使えます。

・join us(参加しよう)
・everyone(みんな)
・unity(一体) ※union(連合)
・oneness(ワンネス)
・solidarity(連帯)

④「Believe the classmate」(仲間を信じて)

「Believe」はちょうど合唱曲として有名ですが、もし合唱コンクールの課題曲と絡めることができれば、とてもよいスローガンとなるでしょう。

ここまで色々なスローガンを紹介してきましたが、本来はスローガンの側から探すのではなく、まずクラスみんなで話し合って、合唱コンクールの目標やクラスとしての主張、練習の方向性などを決めます。

その上で、

「それを英語で言い表すとすれば?」

という発想で考えると、スローガンとしてとてもいいものが出来上がります。

その他、課題曲の歌詞にいいフレーズがあれば、それを参考にしてスローガンを決めてもいいかもしれません。

⑤「We will win」(私たちは必ず勝つ)

合唱コンクールは勝利や優勝がすべてではありませんが、もし「絶対に優勝したい!」という強い気持ちがあるなら、勝つことをメインに据えたスローガンにするのもアリです。

⑤はゴロがいいので表題にしましたが、他にも「challenge the top」「road to victory」など、この場合はスポーツのスローガンが参考になるでしょう。

プロ野球チームのスローガンは、結構毎年のように変わったりしますので、意外と参考になるかもしれません。

合唱コンクールのスローガン:②四字熟語の例(当て字の例も)

続いて、四字熟語の例についてです。

合唱コンクールのスローガンに使えそうな四字熟語としては以下のとおりです。

□意気投合(いきとうごう)
互いに気持ちや考えがぴったりと合うこと

□一期一会(いちごいちえ)
一生に一度だけの機会

□一生懸命(いっしょうけんめい)
物事を命がけでやること

□一心同体(いっしんどうたい)
多くの人が心を一つにして、あたかも一人の人のように固く結びつくこと

□一心不乱(いっしんふらん)
何か一つのことに心を集中して、他のことに心を奪われないさま

□一世一代(いっせいいちだい)
一生にうちにたった一度のこと

□一世風靡(いっせいふうび)
ある時代に圧倒的に流行すること

□一致団結(いっちだんけつ)
多くの人が一つの目的のためまとまること

□温故知新(おんこちしん)
昔のことをたずね求め(=温)て、そこから新しい知識・見解を導くこと

□完全燃焼(かんぜんねんしょう)
力を完全に出し切ること

□喜怒哀楽(きどあいらく)
喜び・怒り・悲しみ・楽しみの4つの情のこと

□少数精鋭(しょうすうせいえい)
人数は少ないが、すぐれた者だけを揃えること

□正々堂々(せいせいどうどう)
態度や手段が正しくて立派なさま

□全身全霊(ぜんしんぜんれい)
からだとこころのすべて

□創意工夫(そういくふう)
考えをめぐらせて、新しい手段や方法を見つけ出すこと

□相思相愛(そうしそうあい)
互いに慕い合い、愛し合っていること

□天下一品(てんかいっぴん)
天下一であること

□百花繚乱(ひゃっかりょうらん)
いろいろの花が咲き乱れること

□無我夢中(むがむちゅう)
何かに心を奪われ、我を忘れること

□有終乃美(ゆうしゅうのび)
物事をやり通し、最後を立派に仕上げること

これらの四字熟語を合唱コンクール独自のものとしたければ、これは昔から私が提唱しているものではあるのですが、漢字の一部を当て字に変えてみるのがおすすめです。

変える漢字の例としては、

「音」「声」「唱」「歌」「響」

などが使えるでしょう。

・「一期一会」→「一音一会」
・「一生懸命」→「一唱懸命」
・「一世一代」→「一声一代」
・「一世風靡」→「一声風靡」
・「温故知新」→「音故知新」
・「完全燃焼」→「完全燃唱」
・「少数精鋭」→「少数声鋭」
・「正々堂々」→「声々堂々」
・「全身全霊」→「全声全霊」
・「天下一品」→「天歌一品」
考えれば無限に出てきそうではあります。

合唱コンクールのスローガン:③漢字1文字の例(サブタイトル付き)

スローガンを漢字1文字にするというのも、身が引き締まる想いがしておすすめです。

魂(たましい)

心(こころ)

精(せい)
「精神」などの「精」

気(き)

声(こえ)

音(おと)

波(なみ)

奏(かなでる)

響(ひびく)

源(みなもと)

真(しん)
「真心」などの「真」

凛(りん)

燃(もえる)

熱(ねつ)

愛(あい)

想(おもい)

誠(せい)
「誠心」などの「誠」

絆(きずな)

友(とも)

輪(わ)

和(わ)

縁(えん)

結(むすぶ)

咲(さく)

彩(あや)
「色彩」などの「彩」

輝(かがやく)

光(ひかり)

金(きん)

覇(は)

頂(いただき)

勝(かつ)

歩(あゆむ)

道(みち)

翔(かける)

夢(ゆめ)

また、これは英単語を使う場合にも言えますが、短いスローガンにはサブタイトルをつけるのがおすすめです。

もちろん、たった1文字でも、その中にはクラスのさまざまな想いや情報が凝縮されているのだと思います。

ただ、それらを他のクラスや外部の人たちに伝えていくためには、やはりその言葉の意味を説明しておいた方がいいでしょう。

・心~想いを1つに~
・光~希望を胸に~
・結~仲間とともに~
・魂~命を燃やして~
・道~想いをつないで~
・頂~高みを目指して~
・絆~仲間を信じて~
・奏~響け、我らのハーモニー~
・想~届け、我らのハーモニー~
いくらサブタイトルと言っても、長すぎると今度は締まりがなくなってしまうので、だいたいこれくらいの長さがおすすめです。

今回のまとめ

以上、合唱コンクールのスローガン(英語や四字熟語、漢字1文字)について考察してきました。

スローガンの決め方としては、まずはやはりクラスのみんなで話し合って、合唱コンクールの目標やクラスとしての主張、練習の方向性などを明確にするといいです。

その上で、それらに合致する言葉を見つけるため、今回の記事で紹介した例をぜひ参考にしてみてください。

すくれす
スクール☆レスキュー運営者
学校の教員ではありませんが、学習塾の講師として、小学生から高校生まで、幅広い年齢の児童・生徒・学生と関わりがあります。学校生活においては時代は変われど、結局は、ある程度型にハマった「みんなと同じこと」が求められます。そうしたことは当サイトを参考にパパっと攻略していただき、短い学校生活、できるだけ有意義なことに日々時間とエネルギーを使ってもらえたら幸いです。
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