高校の吹奏楽部などの定期演奏会に招待された場合、どのような差し入れが喜ばれるのでしょうか?
定期演奏会に初めて招待された場合など、こうした機会にあまり慣れていないと、マナーなどあまりわからないことも多いです。
そこで今回の記事では、定期演奏会への差し入れおすすめ3選と、添えるメッセージの文例についてまとめてみました。
定期演奏会への差し入れおすすめ3選
①お菓子類
定期演奏会への差し入れで最もおすすめなのは、やはりお菓子類です。
お菓子の詰め合わせに、簡単なメッセージカードを添えて渡してあげるととても喜ばれます。
メッセージカードの文例については記事の最後で紹介していますので、ぜひ併せて参考にしてみてください。
お菓子の具体例としては、こうした詰め合わせを購入し、そのまま渡してあげるのももちろんOKです。
高校生くらいであれば、コンビニのお菓子などを色々と買ってきて、それを可愛い袋などに詰め直し、リボンをつけて渡してあげるのもいいですね。
ちなみに、吹奏楽部の場合、あまり演奏前には食べないほうがいいと言われている食べ物もあるようです。
もっとも、差し入れは基本的には演奏後に食べるものですので、この点はあまり気にする必要はありません。
補足:奏者全員に向けて買っていく場合
自分の友人・知人だけでなく、奏者全員に向けて差し入れを買っていく場合には、個包装になっているお菓子を選ぶのがベストです。
・個包装=1つ1つ別々に包装されていること
例えば、ポテチのようなお菓子は少し不向きかもしれません。
個包装になっているお菓子を買っていくことで、後から全員に配ってもらえたり、自由にとってもらったりすることができます。
仮にコンビニのお菓子でも、例えばチョコパイやアルフォートなどは比較的高級感があり、定期演奏会にふさわしいお菓子といえるでしょう。
注意点
いずれにしても、お菓子はその場ですぐ食べてもらえるとは限りませんので、できるだけ日持ちするものを選ぶといいでしょう。
また、定期演奏会においては、奏者は楽器や衣装など、荷物がとても多いのが通常です。
そのため、例えば以下のような差し入れは避けたほうがいいでしょう。
・持ち運びに不便なもの
・形が崩れやすいもの(ケーキなど)
②ドリンク類
お菓子以外の差し入れでは、ドリンク類もおすすめです。
個人的に渡すなら、缶やペットボトルのドリンク。
大人数に配ってもらうなら、100~200mlのジュースやお茶などがおすすめです。
また、定期演奏会は日ごろの練習の成果を披露する晴れ舞台・フォーマルな場でもあります。
そこで、もし予算に余裕があれば、普段自分では買わないような高級感のあるお水を差し入れてあげるのもおすすめです。
③入浴剤、貼るカイロなど
その他、定期演奏会の後に疲れをとってもらうための入浴剤や、冬場ならカイロなどの防寒グッズもおすすめです。
これらグッズのみでもいいですし、上で紹介したお菓子類に添えて渡してあげるのもいいでしょう。
「演奏お疲れさまでした」という労いのメッセージにもなります。
花束は必要?
演奏会といえば奏者に花束を渡すイメージもありますが、実は花束については賛否両論があり、
「たくさんの人からもらうので処理に困る」
メッセージカードの文例
お菓子などの差し入れは、メッセージカードを添えて渡してあげるととても喜ばれます。
以下では、そんなメッセージカードの文例をいくつか取り上げます。
○○ちゃんへ
今日は招待してくれてありがとう。
よければみんなで食べてください。
演奏お疲れさまでした!
○○(自分の名前)
本日はお招きいただきありがとうございます。
よろしければ皆さんでお召し上がりください。
これからも応援しています。
○○
○○さんへ
今日は招待してくれてありがとう。
とても素敵な演奏でした。
よければみんなで食べてね。
○○
○○ちゃんへ
今日はとても素敵な時間を過ごすことができました。
○○ちゃんの演奏、すごくカッコよかった。
これからも頑張ってね。応援しています。
○○
差し入れを渡すタイミングは?
これは演奏会の種類や規模にもよりますが、差し入れは受付で預かってもらえる場合も多いです。
後から直接会えるなら直接渡してもいいですが、難しそうなら一度受付の人に尋ねてみましょう。
なお、楽屋などに持っていくのは迷惑にあたる場合もあります。
また、差し入れを預ける際は必ず、
「誰から誰へ」
なのかをメッセージカードに書いておく、もしくは口頭で伝えるのを忘れないようにしたいところです。
差し入れは、そもそも持ってこない人も多く、もらった側としてはとても嬉しいものです。
色々と書いてきましたが、ぜひ最終的には自由な発想で選んで渡てあげてください。
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