卒業が近づくと、多くの部活動で3年生を送る会、いわゆる三送会が開かれます。
部活の三送会には、卒業生と在校生だけで行われるパターン、保護者も交えて行われるパターンなどさまざまなあるかと思いますが、今回の記事では
・在校生代表から卒業生への「贈る言葉」
・卒業生から後輩への言葉
これら2つの例文を紹介していきます。
いずれも実際の三送会で話された内容を、私なりに組み合わせたりアレンジしたものとなります。
ただ、贈る言葉・後輩への言葉は、最終的には自分自身で考えるべきものになります。
今回の例文は、あくまで全体の構成を考える素材であったり、頭の中を整理する材料として使ってくださいね。
三送会(3年生を送る会)での贈る言葉
まずは、在校生代表から卒業生への贈る言葉の例です。
▼例文1
3年生のみなさん、ご卒業おめでとうございます。
在校生を代表しまして、お礼の言葉を述べさせていただきます。
先輩方には2年間ないし1年間、本当にお世話になりました。
先輩方はいつも、私たちの憧れの対象であり、また目標でした。
練習では時に厳しく、時に優しく〇〇(部活の内容など)を教えていただき、先輩方が真剣な態度で練習に取り組む姿、試合で奮闘する姿からもたくさんのことを学ばせていただきました。
先輩方が見本となる姿を見せ、引っ張っていってくれたからこそ、私たちもここまでやってこれたのだと思います。
私たちも先輩方のようになれるよう、これからも努力を続けていきたいと思いますし、先輩方が教えてくれた○○の技術、○○への情熱、○○の面白さ等は、私たちが必ず引き継いでいきます。
先輩方とお会いできなくなるのは寂しいですが、どうか安心して次のステージへと進んでください。
先輩方の今後の活躍をお祈りして、三送会の贈る言葉とさせていただきます。
3年生のみなさん、ご卒業おめでとうございます。
在校生を代表しまして、お礼の言葉を述べさせていただきます。
先輩方には2年間ないし1年間、本当にお世話になりました。
先輩方はいつも、私たちの憧れの対象であり、また目標でした。
練習では時に厳しく、時に優しく〇〇(部活の内容など)を教えていただき、先輩方が真剣な態度で練習に取り組む姿、試合で奮闘する姿からもたくさんのことを学ばせていただきました。
先輩方が見本となる姿を見せ、引っ張っていってくれたからこそ、私たちもここまでやってこれたのだと思います。
私たちも先輩方のようになれるよう、これからも努力を続けていきたいと思いますし、先輩方が教えてくれた○○の技術、○○への情熱、○○の面白さ等は、私たちが必ず引き継いでいきます。
先輩方とお会いできなくなるのは寂しいですが、どうか安心して次のステージへと進んでください。
先輩方の今後の活躍をお祈りして、三送会の贈る言葉とさせていただきます。
以上に加えて、もう少し長い時間が与えられているなら、以下のように先輩との具体的なエピソードを盛り込んでもいいでしょう。
▼例文2
まだ○○部に入部したばかりのころ、右も左も分からず泣きそうになっていた私に、○○先輩が優しく声をかけてくれて、○○の基本をいろいろと教えていただいたのを覚えています。
そのおかげで私は○○のことが好きなり、徐々に部活にも溶け込めるようになりました。
(中略)
まだ○○部に入部したばかりのころ、右も左も分からず泣きそうになっていた私に、○○先輩が優しく声をかけてくれて、○○の基本をいろいろと教えていただいたのを覚えています。
そのおかげで私は○○のことが好きなり、徐々に部活にも溶け込めるようになりました。
(中略)
先輩との過去の思い出を振り返り、印象に残っていることがあればぜひメッセージに盛り込みましょう。
三送会(3年生を送る会)での卒業生から後輩への言葉
こちらは卒業生から後輩への言葉の例です。
▼例文3
今日は私たちのためにこのような素敵な会を開いていただきありがとうございます。
これまで3年間、この部活でたくさんの人にお世話になりました。
まずは、顧問の○○先生。時に厳しく、時に優しく○○を教えていただきありがとうございました。
私たちが試合に負けて落ち込んでいる時は、いつも励ましの言葉をかけていただき、「また明日からも練習頑張ろう」という元気を与えてくださいました。
私たちが安心して練習に取り組むことができたのも、○○先生が陰で支えていてくれたからだと思います。本当にありがとうございました。
そして後輩のみなさん。今まで私たちについてきてくれてありがとうございました。
後輩のみなさんの支えがあったからこそ、私たちはここまで頑張ってこれたのだと思います。
部活を続けていく中では、正直つらいこと、やめたくなることもありましたが、ともに戦う仲間と励まし合い、時に真剣に議論を交わし合ったことで、何とかその壁を乗り越えることができました。
後輩のみなさんも、これから大変なこと、つらいことなどたくさんあるかと思いますが、どんな時でも仲間を大切に、仲間と協力し合いながら一つずつ壁を乗り越えていってください。
そして何より、このメンバーで○○ができるのは今しかないので、思う存分○○を楽しみ、来年入ってくる後輩にも、○○の楽しさを教えてあげてください。
最後になりますが、私はこの○○部で、諦めないことややり遂げること等の大切さを学ぶことができ、人間的にもより一層成長することができました。
私の○○生活は、○○部なくしてありえませんでした。
今まで本当にありがとうございました。
今日は私たちのためにこのような素敵な会を開いていただきありがとうございます。
これまで3年間、この部活でたくさんの人にお世話になりました。
まずは、顧問の○○先生。時に厳しく、時に優しく○○を教えていただきありがとうございました。
私たちが試合に負けて落ち込んでいる時は、いつも励ましの言葉をかけていただき、「また明日からも練習頑張ろう」という元気を与えてくださいました。
私たちが安心して練習に取り組むことができたのも、○○先生が陰で支えていてくれたからだと思います。本当にありがとうございました。
そして後輩のみなさん。今まで私たちについてきてくれてありがとうございました。
後輩のみなさんの支えがあったからこそ、私たちはここまで頑張ってこれたのだと思います。
部活を続けていく中では、正直つらいこと、やめたくなることもありましたが、ともに戦う仲間と励まし合い、時に真剣に議論を交わし合ったことで、何とかその壁を乗り越えることができました。
後輩のみなさんも、これから大変なこと、つらいことなどたくさんあるかと思いますが、どんな時でも仲間を大切に、仲間と協力し合いながら一つずつ壁を乗り越えていってください。
そして何より、このメンバーで○○ができるのは今しかないので、思う存分○○を楽しみ、来年入ってくる後輩にも、○○の楽しさを教えてあげてください。
最後になりますが、私はこの○○部で、諦めないことややり遂げること等の大切さを学ぶことができ、人間的にもより一層成長することができました。
私の○○生活は、○○部なくしてありえませんでした。
今まで本当にありがとうございました。
例文では顧問の先生も出席している前提ですが、生徒だけで行われる場合は省略することになります。
部活を通して学んだこと、成長できたこと、そしてそれを後輩にも引き継いでいってほしいということを中心に述べるといいでしょう。
以上、例文を紹介してきましたが、三送会ではたとえ上手にまとめられなくても、自分の言葉で話すことが大切です。
ぜひ自分自身の素直な気持ちや思いを伝えてくださいね。
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