グループ分け・チーム分けの方法まとめ(簡単なものから面白いものまで)

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学校生活では課題に取り組んでもらうときや、体育の時間、行事の際など、グループ分け・チーム分けをしなければならない場面が多々あるでしょう。

最初のうちは名簿順や座席順でグループやチームを作ると思いますが、ずっとそれでは味気ないですし、子どもたちも飽きてしまいます。

そこで今回の記事では、グループ分け・チーム分けの方法についてまとめてみました。

目次

グループ分け・チーム分けの方法まとめ

まずは、定番の方法や簡単な方法からです。

①座席順・名簿順

クラスの座席順や名簿順で区切っていくというのは、最もシンプルな決め方です。

順番に並んで(座って)もらった上で、

①先頭から「ここまでが1班、ここまでが2班…」と区切っていってもいいですし、

②先頭から順番に「あなたは1班、あなたは2班、あなたは3班…」と割り振っていってもいいでしょう。

①先頭から「ここまでが1班、ここまでが2班…」と区切っていく方式
②先頭から順番に「あなたは1班、あなたは2班、あなたは3班…」と割り振っていく方式

後者の方法であれば、いつもの座席順・名簿順とは違ったグループになります。

また、これは意外と盲点ですが、名簿順は普通「苗字のあいうえお順」になっていますが、これを「名前のあいうえお順」にしてみるのもおすすめです。

名前のあいうえお順の場合、例えば「あきら君」などは最初のほうに来て、「ゆいちゃん」などは最後のほうに来ることになります。

名前のあいうえお順に並んでもらうところから、ゲーム感覚で子どもたちにやってもらうのもアリでしょう。

その上で、先ほどの①②の方法でグループ・チーム分けをしていきます。

背の順もアリ

さらに、背の順で決めるという方法もあります。

ただし背の順の場合、先頭から物理的に区切っていくと、背の低い人ばかりのチーム・背の高い人ばかりのチームができてしまいます。

これは、例えばスポーツやゲームなどでは不公平となるかもしれません。

そのため、背の順で決める場合は先頭から1人ずつ番号を割り振っていくほうがいいでしょう。

②誕生日順

誕生日が早い順に列に並ぶことは、長い学校生活の中でも意外とないことです。

誕生日順に並んでもらった上で、先ほどの①②の方法でグループ・チームを決めていきます。

誕生日順に並ぶのは意外と時間がかかり、子どもたちはお互いに誕生日を確認し合わなければなりません。

そのため、「バースデーチェーン」というゲームの一環として行うのもおすすめです。

「バースデーチェーン」については以下の記事で取り上げています。

関連ページ:キャンプファイヤーで使えるゲーム5選!(小学校向け)

③くじ引き

くじ引きで決めるのも定番かつ簡単な方法です。

小さな紙をたくさん用意し、そこに「1班」「2班」「3班」…などと書き、それをランダムにみんなに引いてもらいます。

もしくは、割りばしをたくさん用意し、先っぽにマジックで色を塗り、それをみんなに引いてもらうという方法もいいでしょう。

また、4グループ・4チームまでなら、トランプを使うという方法もあります。

ハートチーム、スペードチーム、ダイヤチーム、クラブチームに分かれてもらうということですね。

よりおしゃれなくじを使いたいなら、以下のようなグループ分けアイテムを使う方法もあります。

色、数字、マークの3パターンでグループ分けができますので、学校の先生などをされている方は持っておくと重宝するアイテムの1つです。

幼児教育なら?

学校なら色や数字、マークなどでOKですが、これがもし幼児教育なら、くじ引き用の紙には果物や動物などの絵を書いたりするのがおすすめです。

例えば、りんごチーム、みかんチーム、ぶどうチーム…といった感じで分けていきます。

そのほうが子どもも喜びますし、言葉や概念を覚える練習にもなるでしょう。

④アプリやツールを使う

これは少々味気ない方法ではありますが、チーム分け専用のアプリやツールを使うという方法もあります。

高校生などでサクッと決めたい場合は、この方法でもいいでしょう。

以下のサイトを使えば、全員の名前と、分けたいチーム数を入力するだけで、一瞬でチーム分けが終わります。
https://rakko.tools/tools/59/

面白いグループ分け・チーム分けの方法は?

続いて、面白いグループ分け・チーム分けの方法も紹介します。

以下のようにゲームの要素を取り入れることで、ちょっと盛り上がるグループ分け・チーム分けにすることができます。

①パズル式グループ分け・チーム分け

これは実際にジクソーパズルを用意するのがベストですが、難しそうなら1枚の絵を人数分に切り刻めばOKです。

絵は、分けたいグループの数だけ違う絵を用意します。

例えば、4グループに分けたいなら違う絵を4枚用意するということです。

その絵を、例えば7人グループなら7ピースに切り分け、すべてのピースをごちゃまぜにした上で、生徒全員に引いていってもらいます。

そして、生徒同士でお互い情報交換しながら、元通りの1枚の絵を完成させていきます。

結果として、同じ絵のピースを持っていた人がそのグループのメンバーということになります。

これはグループやチームが分かれるまでにちょっとしたゲームの要素があるので、面白く達成感も味わえる方法といえます。

②「猛獣狩りに行こうよ」

これは、少し動き回れる場所が必要になりますが、グループ分け・チーム分けによく使われるゲームの1つです。

ルールは簡単で、先生が唱えた動物の文字数と同じ人数で集まって、集まったところから座っていくというものです。

最初のうちは仲のいい人同士で集まってしまうと思うので、何度か繰り返し行って、最後に集めたい人数の動物の名前を言ってグループ分け・チーム分け完了、という流れがいいでしょう。

また、グループ分け・チーム分けだということを伏せて、このゲームを始めるのもいいかもしれません。

「猛獣狩りに行こうよ」ゲームで使える動物一覧については、以下のページで紹介しています。

関連ページ:「猛獣狩りに行こうよ」で使える動物の名前!文字数別に紹介!

かぶらない・重複しない方法は?

グループ分けやチーム分けを何度か行う場合、かぶらないように・重複しないようにしたいというニーズもあると思います。

2回目までのグループ分けやチーム分けでおすすめの方法としては、そのグループやチームのメンバー同士でじゃんけんをして、「1番」「2番」「3番」…の人を決めてもらい、その同じ番号の人同士でグループを作るというものがあります。

この方法であればとりあえずメンバーが重複することはありません。

3回目以降で重複しないようにとなると、少し数学の知識やエクセルの知識などが必要になってくるかもしれません。

その場合は専用のツールやアプリを頼りましょう。

今回のまとめ

以上、グループ分け・チーム分けの方法についてでした。

これら以外にもまた新たな方法が見つかれば、随時記事に追加していきたいと思います。

また、「うちのクラス・学級ではこんな方法でやっています!」というものがあれば、ぜひコメント欄で教えてください。

すくれす
スクール☆レスキュー運営者
学校の教員ではありませんが、学習塾の講師として、小学生から高校生まで、幅広い年齢の児童・生徒・学生と関わりがあります。学校生活においては時代は変われど、結局はある程度型にハマった「みんなと同じこと」が求められます。そうしたことは当サイトを参考にパパっと攻略していただき、短い学校生活、できるだけ有意義なことに日々時間とエネルギーを使ってもらえたら幸いです。最近ようやくX(旧Twitter)を始めました。気軽にフォローしてください。ご質問・ご相談なども歓迎しています。
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