ピアノの発表会ではじめの挨拶を任された場合、どのようなことを話せばいいのでしょうか?
はじめの挨拶は、ピアノ教室の生徒・子どもからする場合と、先生・講師からする場合とがあると思います。
今回の記事では、そんなパターン別に分けて、ピアノ発表会でのはじめの挨拶について考察してみました。
ちなみに、私自身も昔ピアノを習っていましたので、一応その時の経験も踏まえてまとめてあります。
ピアノ発表会でのはじめの挨拶(子供・生徒から)
まずは、ピアノ教室の生徒・子どもから挨拶する場合についてです。
生徒・子どもからの挨拶は、そこまで長々と話すことを求められているとは思えませんし、演奏前に長尺の挨拶を、ともなればかなりの負担になります。
そのため、できるだけ簡潔にまとめてしまっていいでしょう。
①生徒代表としての挨拶
これはすなわち、ピアノ発表会全体の挨拶、冒頭の挨拶ということになります。
ピアノ教室の最年長者などがする場合が多いでしょう。
今日は○○教室のピアノ発表会へ来てくださり、ありがとうございます。
私たちは今日この日に向けて、たくさん練習に励んできました。
今日はこれまでの練習の成果を発揮できるよう、頑張って演奏しますので、どうぞ最後までごゆっくりとお楽しみください。
今日は○○教室のピアノ発表会にお越しいただき、ありがとうございます。
私たちは今日この日のために、先生の下で一生懸命レッスンに励んできました。
今日は皆さんの心に刻まれるよう、気持ちを込めて演奏しますので、どうぞ最後までごゆっくりと楽しんでいってください。
②個人的な挨拶
これは全体の挨拶ではなく、各自が演奏前にする個人的な挨拶の例文となります。
この挨拶に関しては、ある程度個性を出してもいいかもしれません。
私は○○歳のころから、○○先生の下でピアノを習い始めました。
これから演奏する曲は、去年の○○月ごろから練習を始めた曲です。
(場合によっては曲の紹介、練習する上での苦労話などを挟む)
今日は素敵な演奏ができるよう頑張りますので、どうぞ最後までごゆっくりとお聴きください。
ピアノ発表会でのはじめの挨拶(先生・講師から)
続いて、ピアノ教室の先生・講師から挨拶する場合の例文についてです。
生徒・子どもからよりは、多少かしこまった表現にしてあります。
本日は○○教室ピアノ発表会へお越しいただき、誠にありがとうございます。
○○ピアノ教室、講師の○○と申します。
子どもたちは今日この日に向けて、一生懸命練習に取り組んできました。
初めての大舞台、たくさんのお客さんの前ということで、緊張している子どももいるでしょう。
そんな中でも、皆さまの心に残る素敵な演奏を披露できるよう、子どもたちは精一杯頑張ると思いますので、どうぞ温かい拍手でお迎えいただけましたら幸いです。
それでは、これより○○教室ピアノ発表会を始めさせていただきます。
どうぞ最後までごゆっくりとお楽しみくださいませ。
その他、ピアノ発表会の開催に協力してくださった保護者・親御さん、関係者への感謝の気持ちを述べてもいいでしょう。
ただ、そうした感謝の言葉は発表会が無事終わった後の、終わりの挨拶に回す場合が多いようです。
いずれにしても、生徒は緊張していると思いますので、はじめの挨拶はそこまで長くならないほうがいいでしょう。
今回のまとめ
以上、ピアノ発表会でのはじめの挨拶についてでした。
ピアノ発表会は、ある程度フォーマルな場ということもあり、そこまで独創的な挨拶は好まれないでしょう。
ピアノ教室ごとの個性は出しつつも、基本的には形式的な挨拶をされるのをおすすめいたします。
今回の記事が何かの参考になれば幸いです☆
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