長いこと続けてきた習い事を辞める時は、先生にお礼を言うのがマナーです。
・習い事を始めたけど合わなくてすぐに辞める
とかであれば、先生に電話するだけでもいいかもしれませんが、
数か月~数年続けてきた場合、そういうわけにもいきません。
今回の記事では、習い事を辞める際のお礼のマナーと、
お礼の品物について書いていきます。
習い事を辞める時のお礼(大人)マナーは?
まず、習い事を辞める時のお礼は、先生に直接言いにいくのがマナーです。
次回以降の練習に行きたくない、翌月の月謝を払いたくないなどの場合、
辞める旨は電話で伝えてもいいですが、お礼には直接行きましょう。
もちろん、レッスンの最終日に伝えてもokです。
先生へのお礼は、もちろん言葉で感謝の気持ちを伝えるだけでも悪くはないですが、
長いことお世話になった先生なら、何かお礼の品を用意したほうがいいでしょう。
特にレッスンの最終日ではなく、日を改めてお礼に行く場合、
手ぶらでは少々寂しいと思います。
お礼の品の金額の相場は、だいたい3000円くらい、高くても5000円まででしょう。
また、品物には手紙やメッセージカードなどを添えてあげると喜ばれます。
内容としては、
・先生の指導のおかげでその習い事が好きになり、できればこれからも続けていきたい
ということを中心に伝えるようにしましょう。
お礼の品は何がいい?
品物の内容については、特別なマナーがあるわけではありません。
あまりにも安すぎるものを贈るのは避けたほうがいいですが、
基本的には品物は何でもOKです。
ただ、もっとも人気があるのは、やはりお菓子やスイーツです。
特にこだわりがないのであれば、
・焼き菓子
・せんべい
・まんじゅう
などの詰め合わせを買っていくのをおすすめします。
先生の好みが分からないなら、商品券やギフト券なども選択肢の1つです。
ただ、以前に比べれば薄まってきてはいますが、
・目上の人に商品券やギフト券を贈るのは失礼
という謎のマナーも(一部では)浸透しているようです。
基本的には贈っても差し支えありませんが、これが気になるなら、
上で紹介したお菓子やスイーツを贈るといいでしょう。
商品券やギフト券が「失礼」とされるのは、
・商品券やギフト券→「自分で選びなさい」
という意味があるからだそうです(ただ個人的には疑問です)。
以上、習い事を辞める際のお礼(大人)についてでした。
長く続けてきたということは、それだけ人間関係も密になっていると思うので、
お互い気持ちよく関係を終えられるようにしましょう。
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